「国内旅」カテゴリーアーカイブ

沖縄、5月の那覇旅

国内の人の動きが活発になり、空港も鉄道の駅も人で賑わっていて活気は大切と思う今日この頃です^^

5月上旬の那覇、梅雨の手前で青空ながら気温は夏、帯広から飛んでいくと一足早い夏気分を満喫しました。

日差しが強いです。沖縄ならではの建物の感じ、こういう路地がたまらなく好きです。

那覇の牧志公設市場へ。沖縄ならではの青いお魚、お刺身か焼きか…。

市場は、ゆいレールの美栄橋から国際通りへ出て、そのまま商店街へ入ったところにあります。商店街の色々なお店を見ながらお散歩、海外の観光客が一気に増えて、お土産物屋さんも通りも活気付いてました。

牧志公設市場から陶器屋さんが軒を連ねる「やちむん通り」へ。

日差しが強い…。陶器屋さんのお写真は撮りませんでしたが、窯元さんそれぞれの個性ある陶器が並んでいました。海と空の色をそのまま焼き込んだような素敵な器が印象的。

やちむん通りから少し入ったところにある琉球料理店「命果報(ぬちがふう)」さん。

沖縄、琉球料理の中に根付く医食同源の考え方に共感することがとても多いです。「命薬(ぬちぐすい)」という言葉、「食は命」「命をいただき身体と心を作る」「食することが命となる」「命の薬が食である」色々な意味が込められ色々な意味に受け取れる言葉、意味も料理も素晴らしいのです。食材も料理の方法も、例えば豚なら耳も足もそれぞれの部位にあった調理をして全ていただく、頭から尻尾、足先まで全て丸ごといただく、とても大切なことだと思うのです。

坂の上に建つ古民家、店内から那覇の街を見ることができて、お隣は窯元さんの釜が見える、素敵な店内。釜は登り窯のように見えたけれど、住宅街の中に登り窯?と思いつつ、窓の外の風景を楽しみました。

地元の窯元さんで作られた陶器が素敵です。沖縄そばと黒米、落花生で作られるジーマミー豆腐、人参シリシリ(この名前がカワイイ)、旬のモズク、生ヨモギ(!)。生ヨモギは初、そばにいれるのですが、予想外に美味しかった!ご馳走様でした(合掌)

命果報さんから、ゆいレールの安里駅まで歩き、安里駅から首里駅へ。那覇市内、徒歩散歩も良いしゆいレールが早くて便利です。モノレールからの眺めが良く、特に首里駅から那覇空港へ向かう景色は市内を一望できてお気に入りです。

史跡・首里城跡が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産に登録されたのは2000年のこと。火災で焼失した建物は現在も修復作業が続いています。

赤い建物の奥、大きな建物を作り内部で修復作業が行われていました。木材や漆を集め技術を含めて当時の姿を修復するということは、新しい建造物を造るよりも難しいことかもしれません…単純に比較はできないですが。

首里城の一角から一望できる那覇の街並み。海も見渡せます。琉球時代、この景色はどのような眺めだったのでしょうね…と思いを馳せながら敷地内を散策。

マンゴーソフトで癒されました^^

首里城を後に、首里駅へ歩いていくと三線のお店がありました。フラリと立ち寄って店主の職人さんと三線のルーツや製作のお話しなど(急に立ち寄ってお話ししてくれた店主さんに感謝です)。

首里駅からゆいレールで県庁前へ。海方面にあるホテルへ。1Fはレストラン&ラウンジ。気軽に利用できて有難いです。

 

ビジネスタイプのコンパクトなお部屋だけど必要なものが心地よく揃うお宿です。街の向こうに海が見えるのと、波の上ビーチや波上宮が近いのでよく利用します(海水浴はしませんが…)

窓外の景色。刻々と色を変える夕焼けを見ながら、部屋でくつろぐ時間は至福のひととき。

晴れの朝、南の空が心地よいです。

ホテルをチェックアウトして那覇空港へ。県庁駅までの徒歩とゆいレールの時間を合わせても空港まで30分くらい。とても便利!

 

JALさんのA350、この機材が大好きです、この飛行機に乗るために那覇へ来るというのは大袈裟かもしれませんが…そんな気持ちもあり。沖縄の北部へ行かず那覇市内だけのコンパクトな旅ですが、一泊二日で楽しめました。

沖縄、那覇、素敵な街です、色々な歴史を経て今があり、想うことも色々ありますが。大好きな街です。感謝。

 

 

東京であれこれと…

繁忙期が終わると東京中心に南へ、暮らすような旅をします。製作仕事に精魂尽きて充電の旅へ。先日帯広を発つときの夕暮れの1枚を。

自然豊かな十勝から東京へ。

飛行機で1時間半程、バスに乗る感覚で気軽に移動できます。昔、バイヤー仕事をしていたこともあり、飛行機で各地へ飛ぶのは日常感覚、「行きたいところへ、会いたい人のところへ」は今も変わらず。

観光という感覚は昔からなく、今回も東京は百貨店さんの現場を拝見したりバイヤーさんにご挨拶をしたり…という旅です。

東京駅前を通りかかると、丸の内側はウエディングの前撮りスポットなのですね。夕暮れ時に4組ほどが撮影していました。

この日の目的はホテルのラウンジコンサート。

メズム東京、浜松町駅・竹芝駅の近くにあるラグジュアリーホテルです。その16Fのラウンジ、The東京という感じの夜景をバックに演奏が行われます。席数はゆったりと少なめ、贅沢な空間、落ち着いてお酒と音色を楽しむ最高の穴場です。

ヴァイオリン、チェロ、ピアノのトリオの演奏。音旅演出家でヴァイオリニストの大迫淳英さん、チェリストの堀内美貴子さん、ピアニストの傳かおりさん。コンサートホールで演奏される方々の演奏を、間近で寛ぎながら楽しめることも、メズム東京さんの素晴らしいところ。月に一度演奏されているそうなので、また機会があれば聴きに参りたいと思います。

 

4月の宮古島 * 回想録

4月上旬に宮古島へ行きました。回想録になります。

宮古島の旅は2度目、白い砂浜と南の海を見たくなっての旅、一番好きな海のある島です。

サンゴ礁が隆起してできたのが宮古島、砂浜も海底も白く光を通すと輝くような海の色です。

羽田から直行便があり、宮古空港へJALさんとANAさんが就航、隣接の下地島にスカイマークさんとジェットスターさんが就航しています。海外へ自由に渡航できない今、南国の美しい海へ羽田から3時間弱でこの海が見えるなんて…もう海外に行かなくても、とは言いませんが、本当に美しいのです。

宮古島に隣接する島がいくつかあります。島と島を結ぶ大橋もとても美しく、1本の道が海の上に浮かび、そこを渡ると車の両サイドには真っ青な海、淡い青と濃い青のグラデーションが美しくいつまでも見ていたい光景です。

車道からすぐのところに白浜があります。熱帯植物の茂る細い道を抜けると海!そんなところが島の各所にあります。

4月上旬、サトウキビを収穫していました。製糖期は1〜3月と予備知識でしたが4月も収穫するのですね…いくつかの畑でコンバインで収穫している様子を見たので、宮古島は4月も収穫期なのでしょうか。

刈り取る様子を見入ってしまいました。十勝で夏から秋にかけて様々な作物の収穫を見ていますが、サトウキビは茎の部分を刈って袋詰め、この状態で製糖工場へ。砂糖になるまでの工程は、北海道の甜菜糖と全く違うので興味深いです。

夕暮れ時には水辺でコーヒーを。4月は暑くもなく、寒くもなく、湿度も心地よい季節。夕風を感じながらの最高のひと時です。

宮古島は沖縄県になりますが、那覇市内のような建物やレジャー施設はなく、素朴でのどかで自然が多く残る島。現地の方に「これでも宮古の海は、昔よりも汚れている。昔はもっと綺麗だった」と言われました。旅人の私には十分美しい海ですが、人がたくさん来ると汚れる、切ない実情です。

2度目の今回も、移動で車を使いましたが、ただただ海を見て島時間を楽しみ、のんびりホテルでくつろぐ旅。そんな旅をしたい方へオススメの宮古島。

これからも、宮古の景色と海が変わらずにありますように。