中札内村にある六花亭の美術館。
広大な敷地、自然豊かな林道、その中に美術館やレストランが点在しています。
六花亭といえば全国区のお菓子屋さんであり、十勝を代表する企業です。
その六花亭さんの美術館です。
建物が自然と一体化しているだけでなく、建物の中にいても自然を感じることができる、
素敵な美術館です。
大きな窓がまるで額縁のようで、外の自然がアートのよう。
366日、毎日違う絵画…それこそ最高のアートかもしれません。
帯広市は広いです。
市内は一応、お店や住宅街がありますが、車で10分も走れば自然がいっぱい。
さらに30分走ると、もう畑しかありません。
帯広市の岩内というところには渓谷もあります。
私の携帯はソフトバンクですが、圏外でした・・・
そんな素晴らしい自然の中にベリー園があります。
以前から営まれている有機質の土壌で栽培されているベリー園を、
今年の4月、石川県から移住した知人ご夫妻が引き継ぎ、新規就農しました。
農業は素晴らしい仕事、といっても大変なお仕事でもあります。
ご夫婦での決断、勇気のいることだったと思います。
そんな、「ときいろファーム」さん、7月中旬頃だったのでハスカップが鈴なりに。
8月の今時期はラズベリーが旬です。
木によって味が違うので、あちこちつまみ食いしながら摘み取ります。
家に帰って、早速ジャムを炊きました。ベリーの色って本当にきれい。
ときいろファームさんについては こちら(北海道ニュース)へ。
もう今年は終わりに近いですが、ベリー摘み体験、おススメです。
アイシングクッキーを数ヶ月前から作り始めました。
通常は、合成着色料または天然着色料で色づけをするのですが、どうせなら「食べ物の色を」と思いたち、道産・国産の食材粉末を使っています。
ピンク : 十勝産の小豆から作られた粉末
黄色 : 北海道産の南瓜粉末
淡緑 : 稚内産の熊笹粉末
水色 : 国産の紫芋粉末
奇麗に色がでます。
色素が抜けやすかったり、不安定でムラになりやすいのが難点ですが、
これからも「食べたくなる色」を研究していこうと思います。
ちなみに、小豆の色ですが、、、
十勝の製餡工場から出る大量の小豆の煮汁、産業廃棄物として処理されていたものを、何とか使えないかと、煮汁を煮詰めて粉末状にする研究が行われ、ようやく形になったものです。この粉末は熱に強く、変化しにくく、奇麗なピンク色になるので重宝しています。
十勝産の小豆色、自然の着色料が全国に広まりますように!