月別アーカイブ: 2021年10月

JR京都伊勢丹さん、新しい場所へ…

10月も中旬過ぎて、一気に冷え込みました。10月17日の帯広の最低気温は4℃、朝からストーブ点火です。週明けには0℃の予報、いよいよ冬支度です。

さて、開設当時からお世話になっている「菓子のAWASE」さん(JR京都伊勢丹さんの地下1階)が改装となり、9月29日から新しい場所「老舗  名店の味セレクション」さんへ移転しました。同じ地下1階、和洋菓子とお漬物の間にございます。

全国各地の銘菓が集まる場所、少し緊張しますが…ただ今ハロウィンで展開中です。

紫色ベースの魔女と、オレンジベースの洋館(お化け屋敷)。

日本のお彼岸のような感じで、霊界の扉が開いて霊がこの世にやってくるというハロウィン。収穫祭も相まってかぼちゃも登場しますが、日本では仮装とコスプレで定着した感があり。

怖いかぼちゃを見かけるけれど、菓音はカワイイ路線で作り込みです♪

今年のハロウィンは10月31日、日曜日ですね。JR京都伊勢丹・地下1階「老舗  名店の味セレクション」さんでご案内中です。

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。

十勝・帯広でラズベリー収穫

10月に入って帯広は秋晴れの日が多く、まさに「天高く馬肥ゆる秋」です。お天気の良い10月6日、田園風景をみながらドライブしてベリー園へ。

 

帯広市の郊外で自然農法で様々なベリーを栽培している「ときいろファーム」さんへ収穫に行きました。ご夫婦で就農して丁寧に育てているベリー、ブルーベリー・ハスカップに始まり、驚くのはラズベリーの種類の多さ。赤い品種だけでも8〜10種、加えて黒と黄色のラズベリー、超希少です。他にもカシスやカランツも。そんな素晴らしいベリー園が車で行ける範囲の帯広にあるって素晴らしい!

10月は収穫の最終期ですが、それでも結構ありました。

ラズベリー、品種の違いで味や粒の大きさが違いますが、同じ品種でも木によって味が変わります。甘さ、酸味、どれも美味。ただ、唯一気をつけるのは、完熟したものを収穫すること。熟すと濃い赤、黒みを帯びるというのか…熟すと甘みが強く、熟していないと赤みが薄くて味がのっていません。何より、指で摘むと、完熟していればスッと簡単に取れて、未熟だとなかなか取れません。自然てすごいですね、完熟すると果実の方から「取って〜」という感じで、綺麗に取れます。

そんなラズベリー、1時間で1kgくらい摘めました!

工房へ戻ってすぐにジャム作り。冷蔵もせずにそのまま移動できる、この近さも本当にありがたいです^^

銅鍋に入れて、北海道産の甜菜糖を入れて30分ほど置きます。果汁が出てくるので、そのまま火にかけて果肉が緩んだところでザルでこして種取り。かなり沢山の種が取れます。再び銅鍋に戻して火にかけてアクをとり、アクが無くなったところで煮詰めすぎないようにして、あとは瓶詰め。

種がないとジャムというよりソースっぽいですが、美しい色に仕上がりました。

ラズベリー収穫の後、ときいろファームさんから車で5分ほどのとこにある岩内仙郷へ寄りました。紅葉が少しずつ始まっていて季節の移り変わりを感じます。

帰り道も田園風景を見ながら。岩内仙郷も田園風景も帯広市内。素晴らしい環境の中に暮らし、素敵な生産者さんから素材をいただいてモノづくりができる…本当に感謝、感謝です。