月別アーカイブ: 2010年4月

森のクッキー

山の麓、広大な敷地にある十勝千年の森

地元新聞社が、守り育てている森。

ヤギを飼い、ミルクを絞りチーズ工房ではヤギチーズが作られ、羊からは羊毛を刈り紡いだ毛糸が販売されています。

施設の中にはイングリッシュガーデンやレストラン、手打ちそば、ショップがあります。

そんな十勝千年の森のショップにオリジナルクッキーを置かせていただきました。

お花畑の羊クッキー、体部分にアイシングで花柄をあしらったもの。

3色のショートブレッドも。

こんな感じのクッキー売り場です。

ショップ写真、Yさん有難う♪

連休中、十勝千年の森へ行かれてみてはいかがでしょうか。

ブライダル・プチギフト

ブライダル・プチギフトを作っています。

一生に一度のイベントに選んでいただけるって嬉しいことです。

最後にお客様に、心をこめてお渡しするものなので、プチサイズでも想いはいっぱい。

くまを一匹ずつ仕上げて、春色のリボンを結んで…。

箱にぎっしり。

どうかご新郎さま、ご新婦さま、それに皆様が、末長く幸せでありますように♪

白餡とフルーツケーキ

菓音で作るフルーツケーキには、白餡を生地に加えます。

バターよりも、小麦粉よりも、白餡が多いので、かなりの量だと思います。

だから、白餡が重要。

でも、十勝産の白餡が1kg単位では購入できず、十勝産の手芒豆や白花豆を買って炊いていたのですが、

そろそろ限界。

そんな時に知人の紹介で、帯広市内の「宮下製餡所」へ行ったところ、素晴らしい白餡が!

十勝産の手芒豆で作られた生餡です。

生餡とは砂糖を入れる前の状態のもので、甘さを調整できるのです。

白の生餡1kg、こんな感じです。

紙紐で丁寧にくくってあります。

こういう細かいところからも、モノづくりへの姿勢が伺えます。

白の生あんです。

十勝では恐らく宮下製餡さんのみのお取り扱い。

しかも1kgという小分けで購入できます。

砂糖を加えて炊くと、白餡になります。

本当はグラニュー糖だけで白く仕上げるのですが、コク(雑味)を入れたいので、上白糖(甜菜)を半分加えたので、

ちょっと赤みがかりました。

焼き上がりは良い感じです。

白餡をまぜることで、生地がしっとり、味に深みが出ます。

中身はこんな感じ。

仕上げに、十勝産のブランデー原酒を塗ります。

・・・宮下製餡所さんへ初めて伺いながら、工場見学を申し出ると、快く見せてくれました。

宮下製餡所さんは創業80余年という歴史を持ちながら、工場がとても奇麗でした。

しっかり掃除していて、機械もピカピカに磨いてあります。

いい商品が生まれる背景には、道具や工場の綺麗さやモノづくりへの姿勢があると思います。

身近にこんなに素晴らしい製餡所があることに驚き、改めて「良いものを作らねば」と思わされました。

チェロクッキー

東京の友人からの依頼、チェロクッキーの席札。

白と茶、一枚ずつアイシングでコーティング。

最後に小花を描きます。

小花のピンクは、十勝産ハスカップで作ったジャム、水色は国産紫芋の粉末を使って着色。

葉の淡いダークブラウンはブラックココア。

今回はご出席者のイニシャルを入れました。

飾り文字は難しいデス。

間違えたら大変なので何回も見直しながら…。

全部で70枚と少し。

結構壮観です。

クッキーの大きさは、縦約15cm、大きめです。

包装はグラシン紙。

中が透けるので素敵。

リボンでつけたタグに皆様のお名前を印刷します。

喜んでいただけると嬉しいなぁ。

何より…東京まで、どうか無事に届きますように…(本当に祈るような思いです)

Uさん、どうか末長くお幸せに♪