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4月の宮古島 * 回想録

4月上旬に宮古島へ行きました。回想録になります。

宮古島の旅は2度目、白い砂浜と南の海を見たくなっての旅、一番好きな海のある島です。

サンゴ礁が隆起してできたのが宮古島、砂浜も海底も白く光を通すと輝くような海の色です。

羽田から直行便があり、宮古空港へJALさんとANAさんが就航、隣接の下地島にスカイマークさんとジェットスターさんが就航しています。海外へ自由に渡航できない今、南国の美しい海へ羽田から3時間弱でこの海が見えるなんて…もう海外に行かなくても、とは言いませんが、本当に美しいのです。

宮古島に隣接する島がいくつかあります。島と島を結ぶ大橋もとても美しく、1本の道が海の上に浮かび、そこを渡ると車の両サイドには真っ青な海、淡い青と濃い青のグラデーションが美しくいつまでも見ていたい光景です。

車道からすぐのところに白浜があります。熱帯植物の茂る細い道を抜けると海!そんなところが島の各所にあります。

4月上旬、サトウキビを収穫していました。製糖期は1〜3月と予備知識でしたが4月も収穫するのですね…いくつかの畑でコンバインで収穫している様子を見たので、宮古島は4月も収穫期なのでしょうか。

刈り取る様子を見入ってしまいました。十勝で夏から秋にかけて様々な作物の収穫を見ていますが、サトウキビは茎の部分を刈って袋詰め、この状態で製糖工場へ。砂糖になるまでの工程は、北海道の甜菜糖と全く違うので興味深いです。

夕暮れ時には水辺でコーヒーを。4月は暑くもなく、寒くもなく、湿度も心地よい季節。夕風を感じながらの最高のひと時です。

宮古島は沖縄県になりますが、那覇市内のような建物やレジャー施設はなく、素朴でのどかで自然が多く残る島。現地の方に「これでも宮古の海は、昔よりも汚れている。昔はもっと綺麗だった」と言われました。旅人の私には十分美しい海ですが、人がたくさん来ると汚れる、切ない実情です。

2度目の今回も、移動で車を使いましたが、ただただ海を見て島時間を楽しみ、のんびりホテルでくつろぐ旅。そんな旅をしたい方へオススメの宮古島。

これからも、宮古の景色と海が変わらずにありますように。