「アイシングクッキー」カテゴリーアーカイブ

Merry Christmas!

12月25日、クリスマスですね。宗教に関係なく幸せを願う日であったらと思います。世界も、国も、人々も…

そして、今年もクリスマスも無事に終わりホッと一息です。

伊勢丹新宿店さんのオンラインストア、伊勢丹MOO:D MARKさん、JR京都伊勢丹さん、仙台の藤崎百貨店さん、各地でお世話になりました。今年もお客さまにご愛顧いただき、心から感謝申し上げます。ブログでの御礼で誠に恐縮ですが…本当にありがとうございました。

伊勢丹新宿店さんのオンラインストア、今年はパステルカラーのアイシングに雪の結晶のようなキラキラを入れたクリスマスオーナメントを。

 

太陽の光が当たるとキラキラ光ります。作っていて幸せな気持ちになりました^^

十勝、帯広は雪に覆われて銀世界。クッキーのように光が当たるとキラキラ雪原が光ります。寒いけれど、とても美しいホワイトクリスマス。

皆さまにとって、素敵なクリスマスになりますように。

 

Dr.コトー診療所 2022

2006年の上映から16年、吉岡秀隆さん演じるコトー先生が再びスクリーンへ。出演者さんもスタッフさんも皆んな同じメンバーで16年ぶりに揃うこと、本当に素晴らしいです。

離島の医療と人間ドラマが素敵で、ドラマを思い出すと主題歌「銀の龍の背にのって」が自然に頭の中に流れます…

そして「Dr.コトー診療所 2022」12月16日公開前にクッキーギフトを製作いたしました。

着色は全て天然色素。透明ケースに入れて完成。

16年時を経て、シルバーグレイの吉岡秀隆さんに深みを感じました。原作の漫画に魂を吹き込んでコトー先生が息づく、吉岡秀隆さんの演じるコトー先生、本当に素敵です。

そして、俳優さんて本当にすごいと思うのです。その役の、その人の人生を生きる、役が終わると自分に戻る、想像を超えるお仕事です。仕事というより表現者?アーティスト?適する言葉が見つかりませんが、「感動を生み出す人」だと思います。

非公式のクッキーギフト、スタッフさんに無事に受け取っていただき、ほっと一息。心から映画のご成功をお祈り申し上げます。

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一昨年、与那国島へ行きました。ロケ地のDr.コトー診療所は健在で、観光客もほとんどいなくて。一人でゆっくりと診療所を拝見して海辺でのんびり過ごした素敵な島時間でした。このお話しはまた改めて…

NHK北海道さんの4K番組「てしごと北海道」、収録

先日、NHK北海道さんの番組収録をしました。「てしごと北海道」という道内放送の番組です。

毎月最終土曜日、朝7:30〜8:00「おはよう北海道」の中の5分間。

4K映像ですが、放送は画質を少し落としてハイビジョン放送。映像にこだわり、ナレーションは入れず音楽も最低限。作り手の語りと作業の音、そして作業工程をしっかり見せるという番組です。

NHKさんなので屋号(十勝菓子工房 菓音)は出せずですが、アートクッキーの製作の様子を公開します。

大判アートクッキー、通常1週間ほどかけて製作しますが、6時間の収録に短縮。生地の状態と、同じものを3枚作り収録に備えました。

約14cm角のサイズ、十勝の四季を表現したアートクッキーも収録に備えて製作。一気に7枚の大判製作、なかなかない経験でした^^

製作までに事前取材、取材後もメールとお電話で綿密なやりとり。工程が細かいので作業も分刻みでタイムテーブルを組み、どの角度からどんな風に撮影するかを想定して収録の流れを組んでいきます。

ディレクターさんが「どうしたらこの作業、作品を映像で表現できるか」をじっくり考えてくださり、アイデアをいただいてこちらも「こんな風にできるのでは」と投げ返す、その作業がとても楽しかったです。

11月上旬、繁忙期に入る一歩手前、急ピッチで準備を進めて収録に入りました。

4Kカメラ!! 以前のNHKさんの「あさイチ」でお世話になったカメラマンのS氏、再びの収録で嬉しかったです。札幌から駆けつけてくれた照明K氏も「あさイチ」からの再会。音響さんの機材が初めて見る高性能マイク、これも興味深かったです。

描く様子を超近距離で撮れるレンズで。虫を撮影したりするのに使うレンズだそうですが、この時は数ミリの牛を牧場に描くというシーンを撮影。

アートクッキーを並べての撮影も。

静止画ではなく映像、どんな風に伝えるのか、静止画の1枚とは違い、カメラの視点をどのように動かしていくと伝わるのかを常にカメラマンさん、ディレクターさんが考え、照明さんと音響さんがその映像を作るための最高のパフォーマンスをする、そんな連携プレーが素晴らしかったです。

作業が全て終わった最後に、音響さんが「工房の音のない音」を収録していました。数分間の沈黙。けれど、全くの無音ではなく、その場の空気感と音があるのですね。この番組、そういうものも、場を伝える要素として収録をされていたことが興味深かったです。

語りの収録、話すことには未だに慣れません。同じことを3度くらい収録してもらったり、言葉を引き出すようにディレクターさんが根気強く言葉を投げかけてくれたり。ナレーションが入らないので、視聴者に分かるように主語を入れて話す、意外と難しかった…。

十勝菓子工房 菓音を始めようとした時の想い

十勝の小麦をはじめ、十勝産の食材が素晴らしくて伝えようと思って始めた製菓業

そして十勝を丸ごと伝えるアートクッキーの製作

言葉足らずですが、少しでも伝わったら…と思います。どんな映像になっているのか楽しみであり怖くて見られないという気持ちもあり、ですが、「十勝の食材や魅力、ここで暮らし製作できる幸せ」そんなことも伝わると嬉しいなと思います。

最後に…

今回の肩書きを「菓子作家」 甲賀静香 としました。繁忙期でアートクッキー製作をお受けすることが難しいため、菓子職人や菓子工房代表という肩書きを控えました。一点ものの製作を行いたい気持ちはありますが、時間もエネルギーも必要なため来春に再開できればと思います。

それまでクリスマス、お年賀、バレンタイン、ホワイトデイの製作に精力を注いでまいります。これからも見守っていただけましたら幸いです。

 

伊勢丹新宿店さん オンラインストア - クリスマスの贈り物 –

11月に入り帯広は冬の足音が近づいてきました。霜月という暦どおり霜がおり、朝晩は冷え込んでストーブが欠かせない日々になりました。そして、ようやく気持ちはクリスマスへ…!

今年も伊勢丹新宿店さんのクリスマスに参加させていただき、すでに10月からご案内しております。2商品、昨年と同じデザインのハートフルベア、そして今年新たな商品を一つ。

昨年からの継続、ハートフルベア のクリスマスパーティー

昔から小さいものが大好き、ケーキもクマも自分の好きな世界をイメージして生まれました。フルーツやケーキの飾りのクマの顔も1つ1つ、アイシングで作ります。

そして今年新たなデザイン、仲良しベアのハートフルクリスマス

アイシングにお砂糖を絡めて乾燥させると、雪の結晶のような感じに。光が当たるとキラキラ光るように見えます。クリスマスのオーナメントやツリーなどのモチーフをクッキーに。

2つの商品、どちらの透明の正方形のケースに納めてお届けいたします。

伊勢丹新宿店さんのサイトからご予約いただけましたら全国へ配送いたします(一部離党を除く、です…すみません…)商品ページは以下をクリックするとサイトへ。

* ハートフルベア のクリスマスパーティー

* 仲良しベアのハートフルクリスマス

1回目のお届け(11/26〜30)の締め切りは11月13日(日)、間も無くの締め切りです。14日以降のご予約は2回目のお届け(12/19〜23)となります。

今年も素敵なクリスマスになることを願い、今から準備を進めてまいります。

Halloween ー ハロウィンー2022

10月30日、穏やかな暖かい日曜日です。数日前は霜が降りて冬の気配を感じた朝…自然の色合い、一瞬の芸術を1枚。

そして明日はハロウィン。

アメリカのお祭りが日本にも定着?な感じですが、意外と仮装・コスプレ好きな日本人…お面を被り踊る風習も各地でありますが、あのDNA があるのでしょうか。…と勝手な推測です。

JR京都伊勢丹さんでご案内したハロウィン・クッキーを。

 

アイシングクッキーですが、赤色の紅麹色素と黄色のクチナシ色素を合わせて塗ると、陶器のような光沢が出て面白いです。お菓子だけど、お砂糖と色素のアート。

顔を描いてリボンがけして完成。

ミニサイズのカボチャクッキーとお化け、小さなクマのクッキーと一緒に。

そして、イラストを描いたようなクッキーも。

十勝のハロウィン前後はカボチャの収穫期。蒸して食べるとホクホク甘い秋の味わいです。皮をとってペーストにして焼くチーズケーキも絶品、ずっしりとしたコクのある仕上がり、冷蔵庫で数日置いておくと生地が落ち着いてより旨味が深まります。

ハロウィン前日の日曜日、穏やかな午後の時間がゆったりと流れていきます^^