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十勝、帯広のラズベリー最盛期です

帯広市の南部にある「ときいろファーム」さん。化学合成農薬・化学肥料は使用せず、10種類ほどのラズベリーと、ハスカップにブルーベリー、カシスなどを栽培しているベリー農園さんです。ラズベリーの種類による違いは本当に驚きです、大粒のもの、酸味の強いもの、粘りっけのあるものなど、食用向きと加工向き、さらに栽培しやすいもの、美味しいけど栽培しにくいもの、研究熱心な鴇崎さんの育てるラズベリーは本当に素晴らしいです。

赤だけでなく黄色と黒(写真はないけど)も栽培されています。

 

ラズベリーは本当にデリケートな果実。手で丁寧に摘み取り、集めたものを選別、すぐに冷凍します。

 

摘み取った真っ赤に熟れたラズベリーは壮観。味も素晴らしいです。

ほぼ同じ時期にカシスとブルーベリーが色づき始めます。収穫最盛期、早朝からの摘み取り作業、肉体労働は本当に大変。美味しい果実の背景にある農園さんの努力、尊敬と感謝と。いつも有難うございます。

 

十勝のハスカップ

ハスカップ、7月中旬に色づく紫色の小さな果実。20年くらい前は酸っぱくて生では食べられず、ジャムなどに加工して食べるのが一般的でしたが、今は品種改良が進んで生でも美味しくいただけるようになりました。すごい進化だと思います…昔の味を知っている身としては…。

帯広市内にある「ときいろファーム」さん、化学合成農薬・化学肥料は使用せずにハスカップをはじめ、ラズベリーやブルーベリーを栽培してる農家さんで製菓業者としてお世話になっています。

今年もハスカップの収穫、すべて手摘みです。実が柔らかいので、そっと指で摘んで一粒一粒とり、カゴに入れていきます。5〜6種類のハスカップを栽培されていて、種類によって実の形も味も違うし、同じ種類でも場所によって実の状態が変わります。でも、どれも本当に美味しい。酸味は強いけど、そのままでも十分に味わえる美味しさです。

 

枝にたくさん実っている状態での収穫は短時間でたくさん摘めます。3時間半で7kg!ハスカップの木は2mくらいだけど上から下まで実っているので、無意識のうちに屈伸運動をしている感じ。作業後、一気に足腰にきます(^^;)

収穫後はすぐに冷凍庫へ。ジャムにするかチーズケーキに焼き込むか…思案中。

7月末になるとラズベリーが収穫期を迎えます。こちらも楽しみ。足腰鍛えて再び収穫しに来なくては。

 

 

 

 

アートクッキー、春のミモザ

十勝にもようやく春の陽気、日中はプラスの気温になり日が長くなったなと感じる今日この頃です。

繁忙期が終わって4月は少しずつ個人様向けのギフトを制作しております。公にはしておりませんが、知人のご縁や口コミでご連絡いただき、ご希望に応じてオリジナルのアイシングクッキーを製作し宅配便でお送りしています。

今までこの時期は春、桜でピンク色のお花を描くことが多かったのですが、つい先日はじめてミモザの絵柄をご依頼いただきました。「こんな時期だからこそ、春らしい贈り物をお願いしたい。ミモザのお花をクッキーに描けますか?」と。

ミモザといえば砂糖漬けにした黄色くて小さな粒、製菓材料としてしか知らなかったのですが、依頼されて色々な写真を見てミモザの植生を調べたりして…素敵なお花なのですね。温暖な地域の植物ということもあり、北海道では見たことがありません。でも、黄色くてふわふわの美しいお花、緑の凜とした葉、ミモザだけの花束はとても素敵です。

そんなミモザのアイシングクッキー、こんな感じに仕上がりました。

春はピンクだけでなくて黄色のお花もあるのですよね。来年から商品化しようかな(笑)たくさんミモザの写真を見て、簡単に下絵を描いて、後は夢中でアイシングで描いて…幸せな時間でした。

作り手の幸せな気持ちは、贈り主さまも贈られる方にも伝わるような気がします。これからもそんな風に想いの伝わるギフトを作り続けていきたいと思います。

額縁形のギフトケースにお入れして完成です。

大変な時期が続きますが、どうか心の疲れをためないように。困難が少しでも最小限に収まり、日常が一日でも早く戻ることを心から願いつつ。

クリスマス・イヴ

師走に入った、と思ったらもう今夜はイヴ。時間が加速しているように感じます・・・

十勝は銀世界、工房の目の前に大きなモミの木があって、天然のクリスマスツリーになっています。

今年は新しいお菓子に挑戦してみました。クリスマスのベラベッカ 。フランス・アルザス地方に伝わるドライフルーツとナッツを使ったクリスマスのお菓子。関西の会社さん一箇所で数量限定、3ヶ月前からドライフルーツを洋酒とスパイスに漬け込んで12月中旬に製造しました。

9割以上がドライフルーツとナッツという贅沢なお菓子(原価が高いっ!笑)、ドライフルーツは洋梨を多めに、イチジク、プルーン、レーズン、杏、クランベリー、オレンジピールを、スパイスはバニラ、シナモン、ジンジャー、カルダモン、アニス、オールスパイス他数種、洋酒はフランスのマルメロのお酒と十勝の甜菜糖から作られたお酒、それにラム酒を、どれだけの素材を使用したのだか!というくらい多品種の素材と旨味を閉じ込めた菓音のベラベッカ 。3ヶ月寝かせたドライフルーツはスパイスの角が取れてまろやかに、洋酒はしっかり浸透しています。これにローストしたアーモンドとクルミを加え、イースト発酵させたパン生地を少量加えて1時間じっくり焼き上げます。この焼いた時に漂う香りは幸せそのもの。スパイスと甘いフルーツの香りが部屋に充満します。

そんなベラベッカ 、来年はもう少し作れるかな・・・。体力勝負の少し大変なお菓子なので無理がない程度に作れたらいいな。

今宵、クリリスマス・イヴ、素敵な時をお過ごしくださいませ。

クリスマスのお菓子を仕込み始めました

9月中旬ですがクリスマスの準備です。今年はベラベッカ というドライフルーツとナッツをふんだんに使ったお菓子をクリスマスに販売します。関西地方で数量限定ではありますが・・・。

ベラベッカ は別名「パンドポワール」(洋ナシのパン)といわれるフランス・アルザス地方の伝統菓子です。秋に収穫した洋ナシをドライにして洋酒に漬け込んで貴重なスパイスを使って焼き上げ、クリスマスに大切な人たちと分け合って食べる、そんなお菓子です。

生地の9割以上がドライフルーツとナッツ、少量のパンきじで繋いでじっくり焼き上げるので原価が高いのが難点ですが、私自身ドライフルーツが大好きなので、同じようにお好きな方へお届けできたら嬉しいです。

まずはクリスマスから3ヶ月前の9月に、ドライフルーツ(洋ナシ、レーズン、イチジク、杏、プルーン、クランベリー、オレンジ)を刻んで洋酒とスパイス(バニラ、シナモン、ジンジャー、カルダモン、アニス・・・など)で漬け込みます。熟成することでスパイスのカドが取れてまろやかになります。

本当に災害が多かった今年、これ以上の災害がなく無事にクリスマスと新年を迎えられますように。想いを込めて仕込みます。