6月、梅雨入り直前の沖縄へ! 那覇はホテルラッシュ?!新しいホテルが次々とオープンしています。この6月の旅は美栄橋と泊港近くの2箇所の新しいホテルを選びました。那覇市内に泊まって、泊港から座間味島へ離島の日帰り旅です。
帯広空港から羽田を経由すると那覇の到着は夕方。しかもJALさんのA 350を選んでいくので、羽田発14:50で那覇には17:30、ホテルへ着くのは18時過ぎ。那覇で過ごす時間よりも飛行機時間を楽しむ…飛行機ヲタクでもあります。
美栄橋付近の新しいホテル、内装やデザインが面白かったです。二日目の朝、ホテルで朝食を済ませていよいよ泊港へ!朝9時発の座間味行きに乗船です。
泊港から、離島へ向かう高速船やフェリーが準備を終えると次々と出航していきます。空への港、空港も好きだけど、海の港も良い感じ。
泊港のチケット売り場は行き先で窓口が分れますが、座間味島行きの高速船を事前予約の上、当日チケットを購入。WEBサイトからクレジットカード決済で購入も可能。当日の運航状況、この日は快晴、波も穏やか、遅延もなく順調でした。座間味島行きは、高速船とフェリーが発着しています。
高速船/クイーンざまみ:片道3,200円、所要時間は50分
フェリーざまみ:片道2,150円、所要時間120分(阿嘉島経由)
行きは9:00発の高速船で9:50に座間味島へ、帰りは15:00発のフェリーで泊港に。那覇から日帰りの離島旅です、現地5時間の島巡り日帰り旅です。
高速船 クイーンざまみ!
高速道路の下をくぐって行きます。向かいに宿泊するホテル、アンテルーム那覇が。港利用者には便利なホテルです。
定刻通り9:50に座間味港着。海の色がエメラルドグリーン!
サンゴ礁が広がる浅瀬の海、本当に綺麗です。座間味港のすぐそばにある観光センター(青のゆくる館内)で情報収集。この日の干潮は14時、「綺麗な海を見たいなら午前中に海を見た方がいいよ」と観光センターの方のアドバイス。「島の南側を3時間くらいで歩いて回れる」という素晴らしアドバイスをいただき、自転車も車も借りずにウォーキングで回ることにしました。
引用元:座間味島公式サイト
座間味島は周囲23km、一周は車でないと無理ですが、島の西側、約3分の1ほどを回るコースはウォーキングに良さそうです。
観光センター→阿真ビーチ→神の浜展望台→女瀬(なじ)の崎展望台→稲崎展望台→高月山展望台→座間味湾方面へ降りて観光センター
このコースで約3時間、はウォーキングに最適とのアドバイス。「左の方へ行って一周した方が良い、右側は上り坂がキツイよ!」という貴重なアドバイスをいただきました、このアドバイスは大正解でした。
阿真ビーチ、実際に見ると本当に綺麗でした。ずっと見ていたいですが、先を急いで休まずに次の目的地へ。
神の浜展望台。景観を数分観て休息はせずに次の展望台、女瀬の先展望台へ。
ゆるやかな登り坂をひたすら歩く・歩く・歩く…汗が滝のように流れ落ちていきます。快晴な分、日差しが強い! 道の途中で視界が開けて海が見えると気分が上がって足取りも軽くなります。
そしてまた歩く…。途中でミニバイクや巡回バスが追い越していくのだけど、歩くと色々な景色を楽しみ、空気を楽しみ、自然を楽しめるので徒歩が一番でした、が、正直キツかった…笑。帰りのフェリーの時間に間に合うように、しかも坂の起伏や距離が正確に分からない分、どうしても早足になって息切れ続き、そして汗だくに。
慶良間諸島国立公園!です。
展望台へとりあえず登って海を一望、そして休息はせずに次の展望台へ!もはやタイムレースのようです^^;
分かれ道には必ず看板があり、道路も綺麗に舗装されています。南側の海から小高い山を一周するコースは迷うことなく目的地へ行けます。日帰りの短時間旅行者にはとてもありがたいです^^
それにしても…ウォーキングは私一人、前後に人が全くいなかった。開放感!
独特な景観。お昼を過ぎる頃、雲が増えてきました。高速船で10時に島に着いたのは大正解でした!
高月山展望台から座間味港が見渡せます。疲れて展望台の写真を撮ることを忘れてました…汗
高月山展望台の屋根のある休息所から少し離れたもう一つの展望ポイントは必見、絶景のロケーションが見れます。
木々の間を抜けて行くので、この先に絶景が観える場所があるのか??と思うのですが…
干潮になると、天橋立のように白い道が現れます(行き来は禁止)。ずっと眺めていたくなるようなロケーションでした。
高月山展望台からは最終の帰路、座間味港へ向かう下り坂、かなりの急坂でした。ここを行きの登り坂にしなくて良かった〜!!!!と、観光センターのスタッフの方に感謝です。
街なかのお店、105ストアー。離島へ物資を運ぶのも大変だけどとても大切なお店さん。島内での生活、食料品はコープさんがフェリーに注文品を積んで島へ来るのだそうです。
軒下のシーサーくんたち。
何故かパンダが・・・
バナナの花!さすが南国です、民家のお家にバナナの木、そして開花、すごい。
座間味島内にヤマトさん!日本のどこでも配達できることが本当にすごい。郵便局と同じくらい民間の会社で配達網を組めることがすごい。郵便局も民営化したけれど…^^; 自転車と「OPEN」のプレートがカワイイ。
青のゆくる館。出発点に戻ってきた〜!所要時間3時間くらいと言われていた所、1時間40分くらいで回れた!!!! けれど、休憩せずに早足すぎて疲労困憊。でもロケーションを存分に楽しめました。観光センターでアドバイスしてくれたスタッフさんに御礼をお伝えして、島暮らしの様子を少しお伺いしました。
電気は沖縄本島から引いていること、ガスは都市ガスはなくプロパン、ゴミ処理は以前は処理施設があったけれどメンテナンスが大変で現在は船で本島へ運びそこで処理、水はダムがあるそうで(海水を水にする処理施設もあるそうですが、現在稼働しているか不明)、食料はコープさんがフェリーに食料品を積んで販売、など。飛行機の往来はないのでフェリー便が大きな存在、台風の時は欠航になる。天候条件によるけれど、急な移動など緊急時はヘリコプターを手配できるのだそう(有料で)。島の暮らし、魅力も大変なこともあるけれど、その地で暮らすことは尊いことだと感じます。色々教えてくださったスタッフさん、ありがとうございました^^!
干潮時刻は14時。観光センターを後にして、干潮時のサンゴ礁の景色を観に、再び阿真ビーチへ。
確かに干潮だとロケーションが変わる。最大50cmくらい潮位が下がる感じでしょうか。遠浅なのでビーチサンダルで入って海の中を歩いて行けます。
干潮も満潮もどちらも楽しみました!
マリリンの像。ワンコの恋愛物語、実話です。座間味島のマリリン、隣の島・阿嘉島のシロ、飼い主さんが島を渡る時にだけ会えるのだけど、島の距離は30km。マリリン会いたさに阿嘉島のシロが海を泳いで渡ってきたのだそう。「マリリンに会いたい」というタイトルで映画化されていました。
こんな感じで、マリリンはシロのいる阿嘉島を眺めていたのですね…T_T
座間味島を歩いて堪能しました、そして泊港へ。港で予約したチケットを購入、帰りはフェリー、大きいです!出航までの20分ほど、椅子に座ってグッタリしていましたが、船が動き出すと2階の甲板や3階席から海を見物。
フェリーは阿嘉島経由。15分ほどの寄港なので降りないけれど、島を観れるので所要時間120分のフェリー乗船も楽しめます。時間があれば高速船よりフェリーのほうがオススメかも。
阿嘉島の海の色がスゴかった。エメラルドグリーンそのもの。
阿嘉島港をフェリーから見物。下船しなくても雰囲気を味わうだけでも楽しい。
ようやく那覇が見えてくる。
フェリーを降りて無事に離島の旅が終了。日帰りでも十分に楽しめる座間味島でした!
そして泊港の近くにあるホテル・アンテルーム那覇。
デザインが素敵でアート感覚満載の心地よいホテルです。海も、離島へいくフェリーもよく見えるラウンジ。
窓からは海。お風呂がユニットバスではないのでしっかり湯船に浸かって身体を洗えるのも嬉しい、という作りのお部屋。そして最近多い「必要なアメニティーはフロント前で自分で持って行く」というサービス、とても良いと思う。こちらのホテルも然り。必要なものが心地よく整い、不要なものは置かない、快適に過ごせる暮らすように落ち着ける場、アンテルーム那覇さんはそんなお宿でした^^
沈む夕日から空の色が変わって黄昏色に。少しずつ灯がともっていく夜への時間。時折ベランダに出て海風を感じながら港を眺め、部屋の中でのんびりくつろぎ、至福の時間でした。
そして、この日の徒歩数28,367歩でした。
翌朝は海を見ながらの朝食。
目の前をフェリーや高速船が通り過ぎてゆくのですが…この船、JTAさんのジンベイジェットならぬジンベイ船!カワイイ。
ホテルをチェックアウトして那覇空港へ行くと、いた!ジンベイジェット。船と飛行機が見れるとは。
帰りもJALさんのA350。サンゴ礁を見ながら。沖縄、那覇、離島の旅を無事に終えて感謝の想い。海外に行くよりもすっかり那覇にハマりました!
〈備忘録〉
那覇市内に宿泊して、泊港から離島への日帰り旅。
往路:泊港9:00発→座間味港9:50着/高速船 クイーンざまみ
復路:座間味港15:00発→泊港17:00着/フェリーざまみ(阿嘉島経由)
座間味島では動力をレンタルせず、ウォーキング、かなり早めに回りましたがおおよその時間を。
青のゆくる館内・観光センター10:25→阿真ビーチ10:35→神の浜展望台11:00→女瀬(なじ)の崎展望台11:10→稲崎展望台11:40→高月山展望台12:00(15分ほど休息)→座間味湾方面へ降りて観光センター12:20
干潮 14:00 、13:30〜14:00阿真ビーチの干潮を見る、周辺散策
座間味港14:30、チケット購入してフェリーへ乗船