1月14日、ちょうどバレンタインまで1ヶ月^^ 帯広は真冬日続き、日中も零下ででもオーブンで工房の中は暖かです。窓から雪景色を眺めながらギフトの準備をしています。
今回は「しあわせを灯すマッチ棒クッキー」の背景のお話しです。
このマッチ棒クッキーを作り始めてから10年以上経ちます。小さなマッチ箱が可愛らしくて、お菓子にできたら素敵という想いから、細く繊細なマッチ棒のようなクッキーを作るのに何度も試作して、生地の配合や製造方法を工夫して形になったマッチ棒形のクッキーです。
製造する時は、マッチ棒の軸になるクッキーをひたすら焼きます。オーブンは場所によって温度に若干の差があるので、アルミホイルでカバーしたり天板を回して均一の焼き上がりになるように調整します。色付き過ぎないように、けれど、しっかり焼き上げられるように。
焼き上がると1本1本、頭の部分にアイシングを施します。折れないように、丁寧に…そして乾燥させてから袋に詰めて箱に詰めて、半透明の封筒に詰めて出来上がりです。
「全ての工程を丁寧に心を込めて」は、どの商品も共通なのですが、マッチ棒クッキーは一番繊細なので気が抜けません^^
贈る方から贈られる方へ、想いが伝わることを願って、今年もしっかりと作り込みます。
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