「国内旅」カテゴリーアーカイブ

東京であれこれと…

繁忙期が終わると東京中心に南へ、暮らすような旅をします。製作仕事に精魂尽きて充電の旅へ。先日帯広を発つときの夕暮れの1枚を。

自然豊かな十勝から東京へ。

飛行機で1時間半程、バスに乗る感覚で気軽に移動できます。昔、バイヤー仕事をしていたこともあり、飛行機で各地へ飛ぶのは日常感覚、「行きたいところへ、会いたい人のところへ」は今も変わらず。

観光という感覚は昔からなく、今回も東京は百貨店さんの現場を拝見したりバイヤーさんにご挨拶をしたり…という旅です。

東京駅前を通りかかると、丸の内側はウエディングの前撮りスポットなのですね。夕暮れ時に4組ほどが撮影していました。

この日の目的はホテルのラウンジコンサート。

メズム東京、浜松町駅・竹芝駅の近くにあるラグジュアリーホテルです。その16Fのラウンジ、The東京という感じの夜景をバックに演奏が行われます。席数はゆったりと少なめ、贅沢な空間、落ち着いてお酒と音色を楽しむ最高の穴場です。

ヴァイオリン、チェロ、ピアノのトリオの演奏。音旅演出家でヴァイオリニストの大迫淳英さん、チェリストの堀内美貴子さん、ピアニストの傳かおりさん。コンサートホールで演奏される方々の演奏を、間近で寛ぎながら楽しめることも、メズム東京さんの素晴らしいところ。月に一度演奏されているそうなので、また機会があれば聴きに参りたいと思います。

 

4月の宮古島 * 回想録

4月上旬に宮古島へ行きました。回想録になります。

宮古島の旅は2度目、白い砂浜と南の海を見たくなっての旅、一番好きな海のある島です。

サンゴ礁が隆起してできたのが宮古島、砂浜も海底も白く光を通すと輝くような海の色です。

羽田から直行便があり、宮古空港へJALさんとANAさんが就航、隣接の下地島にスカイマークさんとジェットスターさんが就航しています。海外へ自由に渡航できない今、南国の美しい海へ羽田から3時間弱でこの海が見えるなんて…もう海外に行かなくても、とは言いませんが、本当に美しいのです。

宮古島に隣接する島がいくつかあります。島と島を結ぶ大橋もとても美しく、1本の道が海の上に浮かび、そこを渡ると車の両サイドには真っ青な海、淡い青と濃い青のグラデーションが美しくいつまでも見ていたい光景です。

車道からすぐのところに白浜があります。熱帯植物の茂る細い道を抜けると海!そんなところが島の各所にあります。

4月上旬、サトウキビを収穫していました。製糖期は1〜3月と予備知識でしたが4月も収穫するのですね…いくつかの畑でコンバインで収穫している様子を見たので、宮古島は4月も収穫期なのでしょうか。

刈り取る様子を見入ってしまいました。十勝で夏から秋にかけて様々な作物の収穫を見ていますが、サトウキビは茎の部分を刈って袋詰め、この状態で製糖工場へ。砂糖になるまでの工程は、北海道の甜菜糖と全く違うので興味深いです。

夕暮れ時には水辺でコーヒーを。4月は暑くもなく、寒くもなく、湿度も心地よい季節。夕風を感じながらの最高のひと時です。

宮古島は沖縄県になりますが、那覇市内のような建物やレジャー施設はなく、素朴でのどかで自然が多く残る島。現地の方に「これでも宮古の海は、昔よりも汚れている。昔はもっと綺麗だった」と言われました。旅人の私には十分美しい海ですが、人がたくさん来ると汚れる、切ない実情です。

2度目の今回も、移動で車を使いましたが、ただただ海を見て島時間を楽しみ、のんびりホテルでくつろぐ旅。そんな旅をしたい方へオススメの宮古島。

これからも、宮古の景色と海が変わらずにありますように。