日別アーカイブ: 2021年10月9日

十勝・帯広でラズベリー収穫

10月に入って帯広は秋晴れの日が多く、まさに「天高く馬肥ゆる秋」です。お天気の良い10月6日、田園風景をみながらドライブしてベリー園へ。

 

帯広市の郊外で自然農法で様々なベリーを栽培している「ときいろファーム」さんへ収穫に行きました。ご夫婦で就農して丁寧に育てているベリー、ブルーベリー・ハスカップに始まり、驚くのはラズベリーの種類の多さ。赤い品種だけでも8〜10種、加えて黒と黄色のラズベリー、超希少です。他にもカシスやカランツも。そんな素晴らしいベリー園が車で行ける範囲の帯広にあるって素晴らしい!

10月は収穫の最終期ですが、それでも結構ありました。

ラズベリー、品種の違いで味や粒の大きさが違いますが、同じ品種でも木によって味が変わります。甘さ、酸味、どれも美味。ただ、唯一気をつけるのは、完熟したものを収穫すること。熟すと濃い赤、黒みを帯びるというのか…熟すと甘みが強く、熟していないと赤みが薄くて味がのっていません。何より、指で摘むと、完熟していればスッと簡単に取れて、未熟だとなかなか取れません。自然てすごいですね、完熟すると果実の方から「取って〜」という感じで、綺麗に取れます。

そんなラズベリー、1時間で1kgくらい摘めました!

工房へ戻ってすぐにジャム作り。冷蔵もせずにそのまま移動できる、この近さも本当にありがたいです^^

銅鍋に入れて、北海道産の甜菜糖を入れて30分ほど置きます。果汁が出てくるので、そのまま火にかけて果肉が緩んだところでザルでこして種取り。かなり沢山の種が取れます。再び銅鍋に戻して火にかけてアクをとり、アクが無くなったところで煮詰めすぎないようにして、あとは瓶詰め。

種がないとジャムというよりソースっぽいですが、美しい色に仕上がりました。

ラズベリー収穫の後、ときいろファームさんから車で5分ほどのとこにある岩内仙郷へ寄りました。紅葉が少しずつ始まっていて季節の移り変わりを感じます。

帰り道も田園風景を見ながら。岩内仙郷も田園風景も帯広市内。素晴らしい環境の中に暮らし、素敵な生産者さんから素材をいただいてモノづくりができる…本当に感謝、感謝です。