日別アーカイブ: 2017年5月18日

北国の事情、寒冷地仕様

この時期、十勝の一日の気温差が激しいです。最低5~10℃、最高25℃前後。

朝晩はストーブを焚いて昼間は半袖、そんな日もあります。たまにフェーン現象で30℃近く記録して全国ニュースで報道されることもあるし、6月でもストーブを焚くことも^^;

 

そんな今日この頃ですが、話題は「寒冷地仕様」。

先月から工房新築に向けて動いています。いろいろな事情とタイミングが重なって、工房兼住居を計画しています。

土地探し、建築会社探し、建物と図面、図面と見積り・・・学ぶべきことが沢山です。今使っている工房は中古物件でしたし住居は賃貸物件を転々としてきたので、家を建てるのは初めてのこと。

今は施工会社さんが決まり、図面を起こしている段階。建物の理想を思いっきり膨らましてから現実に落とし込むのが大変です!海外の素敵な家の画像を集めすぎて、日本にない建材ばかり(笑)

 

で、本題の寒冷地仕様。

かっこいい家を建てたい、でも寒いのは嫌。なんせ帯広はマイナス20℃、時にはマイナス25℃くらいになることも。

窓は二重サッシ、最近は三重サッシも一般的なようです。ドアも断熱の寒冷地対応のものでないといけません。

家の基礎や断熱材は価格を落とせません。真冬の最低気温に耐えられる家にするために、デザインよりもまず機能です(泣)

海外の鉄枠のかっこいい窓に憧れていたのですが(しかも壁全面のガラス張り窓!)、施工会社の担当さんから「冬に割れます。結露します。ダメです」とあえなく却下。

 

寒冷地は、デザインよりもまず機能ということを思い知る今日この頃ですが、それでも楽しみながら形にしていこうと思っています。

 

写真は初夏の工房と冬の工房。同じ場所が緑と白に変化します。