ペルニークを求めて初夏のチェコへ 5 (チェスキークルムロフ)

6月3〜4日はチェスキークルムロフへ。

一泊の地方旅行、プラハから高速バスで3時間ほど。

3日は土曜日、宿泊先のアンデェルの近く川沿いの公園でファーマーズマーケット開催。天気もいいしバスの出発前にマーケットへ寄り道!

8時オープンとガイドブックにあったけど8時前から沢山の人が。パンや野菜には行列、朝食の買い物かな。

ジャムやケーキ、お花もあって見てるだけでも楽しい。

イチゴ売り場の近くに行くと芳醇な香りが。花より団子・・・じゃないですが、香りとともにイチゴが食べたくなり小さなパックを一つ。日本で良く見る透明パックと同じくらいの紙箱にぎっしり詰められて250円くらい。しかも味が濃くて美味しい。チェスキークルムロフ行きのバスの中でしっかりいただきました。

 

バスに揺られて3時間、チェスキークルムロフ着。いいお天気です。

絵本にでてくるような風景の街並み。13世紀後半にヴルタヴァ川(モルダウ川)に建設が始まり、1992年に世界遺産に登録された歴史ある町です。

お城の壁は「だまし絵」が描かれています。戦後から廃墟同然になった町を資金不足の中で短期間で修復するために思いついたアイデアなのだそう。確かに石を彫刻したりしていたら膨大な時間と費用がかかるので「だまし絵」は素晴らしい発想。遠くから見ると意外にそれっぽく見えます。

 

この町へ来たのは、ここで初めてペルニークに出会ったから。・・・というと格好いいけど、ツアーの中に組み込まれていたから(笑)泊まるホテルも昨年同様のホテルルゼ。修道院を改装して作られたアンティークなホテル。

ロビー脇のバーやホテル内のレストランも素敵です。朝食はここでビュッフェ。

 

ホテルに荷物を降ろして目的のペルニーク店へ。お城の入り口近くにあります。建物入り口はとても可愛らしいのですが今回は修復中だったため写真は昨年のもの。店内の雰囲気は変わらずオールドタイプとアイシングタイプの両方が置いてあります。

店員さんの女性に、昨年旅行で訪れてペルニークを初めて見て感動したこと、再びチェコでペルニークを取材しにきたこと、製菓業を営んでいて日本にペルニークに伝えたいことを拙い英語で伝えると、何とか伝わったようで喜んでもらえた。

早速、北海道をgoogle earthで検索していた。チェコと北海道が繋がったらいいなぁ。十勝は特にチェコの田舎町と気候や風景が似ていると思う。白樺や麦畑があって、防風林があって・・。

今回購入したペルニーク。型押しのオールドタイプは昨年同様の箱入り。アイシングはおそらく同じ作家さんが作っていると思われる。柄の施し方、花や葉の描き方が同じで再び出会えた!と嬉しくなった。

昨年は素敵な紙の手提げ袋入りだったけど、今回は白無地のビニールバック。たまたま在庫切れならいいけど・・・。

 

ペルニーク店を後にして街中をプラプラ。天気良くてとにかく暑い。さわやかな気候を想定していたのですが、、汗が吹き出る暑さでした。

お城までの坂道がキツイ。初夏なので花がたくさん咲いてます!

プラハにあるコヒノール文具店、チェスキークルムロフにもあります。小さな店舗でややお土産物屋さんっぽい。入り口の扉にはチューブ絵の具の飾りがいっぱい!しかもチューブの先が何故か指の形。ちょっとシュールです。街中にはショコラティエも。

お城の庭園は健脚の方にオススメ。行き着くまで急坂!しかも広大な庭園。ヴルタヴァ川は暑い日ということもあって水浴びしている人、ボート遊びをしている人、のどかな光景。

暗くなるのは夜10時頃。夕暮れ頃の町の灯りが素敵です。

チェスキークルムロフは観光メインでした^^