ドイツ東部にあるドレスデンへ。
ツヴィンガー城へ立ち寄る。フリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)が建築、1719年に落成式と言われているお城。当時世界から収集した名品を展示していて、教科書で見たことのある名画もいくつか。
アルテ・マイスター絵画館、陶磁器博物館、武器博物館があり、前者二つを見学。
アルテ・マイスター絵画館は改装中だったけど見たい作品は見れたし、観光時期でも人が少なくて居心地がいい。
バベルの塔、この時代にどんな想いで描いたのだろう。。
美術の教科書で見かけたこの絵もここに。
絵画館から陶磁器博物館へ。
翼のように左右に建てられた建物に錚々たる作品、金よりも貴重だと言われるくらいだった陶磁器を大量に集める力と財、すごいわー。
博物館は左右に広く、とにかく様々なコレクションが。
磁器でつくられたお花やオブジェ。かなり大きなもの。
「シュタールホーフの外壁」と言われるものがある。全長102m、約25,000枚のタイルで描かれた「君主の行進」は、一枚一枚のタイルを焼いて作られた壮観な作品。
全てマイセンが作ったものなのだそう。
ドイツ、ドレスデンの街へ入って思うのは建物が薄黒いということ。少し煤けたような感じ。
建物の建材はザクセン・スイスから切り出した石を使用しているのだそうで、長い年月の間に微生物によって腐食(だったかな?)され黒くなってしまうのだそう。戦後に改築などによって新しい建材を入れたところは白いので、古い部分と新しい部分が混在している建物も。
夕食はドレスデン城の近くのレストランで。
牛肉の煮込みに、やはりポテト。ドイツでは主食というくらいお芋が出てくる。
デザートのチーズケーキが意外に美味しい。見た目にはシンプルなのに、三層になっていて、上からスフレチーズ、間に濃厚なクリームチーズ、下が硬めのスポンジ。
見た目だけで判断してはいけない・・・。
5月27日の夜はドレスデンのホテル泊。翌日はマイセン博物館へ。