チェコの「はちみつケーキ」

「はちみつケーキ」という響きが何ともかわいらしい。

チェコ語ではMedovnik(メドヴニーク)という昔から伝わる郷土菓子らしい。どのガイドブックにも載っていたので、ぜひ食べようと思っていたケーキ。

ガイドには、「キャラメル味のスポンジに薄くクリームが挟まったもの」というような案内。しかし実際に買ってみると、思っていた雰囲気とは少し違ったものの、割と手の込んだお菓子だった。

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薄いスポンジにバタークリームが重ねてあって、はちみつの風味よりもコーヒーのようなキャラメル風味の方が強い感じ。甘くてまったりとした味わい。

 

チェスキークルムロフでしか買えなかったけど、二箇所で入手したケーキはどちらも同じような感じ。すごい技術が必要という感じではないけど、何層にもスポンジとクリームを重ねたり、ケーキクラムを散らしたり。見た目は素朴だけど、割と手がかかりそうな雰囲気。どうやって、いつ生まれたのだろう。お母さんが作るにはちょっと大変そうな…。

チェコのはちみつの歴史や、この「はちみつケーキ」が生まれた物語を知りたくなった。

 

はちみつケーキを買ったお店に、アップルシュトゥルーデルが売られていた。ウィーンで買えなかったので、本場近くで、、、と思ったけど。薄い生地が特徴だけど、厚めの生地でちょっぴり残念。笑

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チェコのお菓子、興味深いものを色々見かけたので、また次回にリサーチしたい。