サンクトペテルブルク 交流事業・3(11/19 、お昼)

11月19日、午前中の会合を終え、昼食会へ。

行政関係者と民間代表団(建設会社、大学、その他)の2つに分かれ、十勝菓子工房 菓音は行政グループに入れていただき、サンクトペテルブルク総領事館と北海道庁の方々とご一緒させていただきました。

 

ロシア料理を味わいつつ、会合の内容の再評価やどこまで実現可能なのか、などの話題。隣はサンクトペテルブルク総領事館の方、あまりお会いする機会がないので差し支えない範囲でお仕事の話しなど。さらっとアートクッキーやポテトフラワーのPRも(^^)

姉妹都市について、札幌市ーサンクトペテルブルク市で提携の可能性を伺いましたが、「労多くして利益なし」とのご回答。条約の擦り合わせや色々と調整ごとが多いらしく、その割に有益なことがないらしい。昔は姉妹都市ブームがあって一気に増えたものの、今はあまり前向きでなないとのこと。サンクトペテルブルク市は大阪市と横浜市と姉妹都市ですが、実際のところどうなんだろう・・・。

ロシア料理、前菜はスモークサーモン、イクラ、ニシンのマリネなどの盛り合わせ。ボルシチにはスメタナというサワークリームを入れていただきます。肉か魚を選べて、私は魚でタラとポテトのソテー、美味しかったけど多すぎて食べきれず。

赤いジュースは「モルス」というビタミン豊富なベリージュース、ロシアの定番の飲み物。ウォッカも最初の乾杯で出て、ロシアでは一気飲みがマナーだそうですが、舐めるだけにとどめておきました。

 

デザートに数種のお菓子。ミニサイズにしてあって可愛い。ロシアで伝統というかよく見かけるお菓子は「カルトーシュカ」(ロシア語でジャガイモ)というお菓子。写真の手前の真ん中の円柱状のものですが、本当は小さなジャガイモのような形。(北海道の「わかさいも」みたいな感じです)ジャガイモは不使用、スポンジのクラムに洋酒やクリームを入れて丸めてココアをまぶしたシンプルなお菓子、見た目がジャガイモっぽいのでカルトーシュカ。しかも上に爪みたいなものが出ていて、多分「芽」を表現、ロシアのお茶目な様子がうかがえるお菓子です。

あとはナポレオンも定番。ミルフィーユのことですが、ロシアのナポレオンはイチゴなどは使用せず、一般的なミルフィーユ、クリームとパイを重ねたシンプルなケーキです。街でよく見かけます。

お菓子もほとんど残してしまい、後ろ髪引かれつつ(笑)退席。午後はぺテルフードという食の見本市と大学交流事業の見学へ。(続く)