クアラルンプールの平均気温は27~30℃、四季がなくて常夏の国。
成田空港へ朝到着、その日のうちに帯広へ。10月末の帯広はすっかり冬。
気温差にしばし鼻風邪・・・(涙)
飛行機の席はいつも窓側。
刻々と空の表情が変わる。その表情を見続ける。
空って綺麗ー。
クアラルンプールの平均気温は27~30℃、四季がなくて常夏の国。
成田空港へ朝到着、その日のうちに帯広へ。10月末の帯広はすっかり冬。
気温差にしばし鼻風邪・・・(涙)
飛行機の席はいつも窓側。
刻々と空の表情が変わる。その表情を見続ける。
空って綺麗ー。
伊勢丹クアラルンプールさんオープニング・レセプションが10月26日、翌日のグランドオープンが27日。いずれも大盛況、様々な文化・宗教の異なるお客様が一同に日本文化を見て楽しんでいる様子。
観光よりも伊勢丹さんの店内が面白いのであまり出歩かなかったけど、最終日10月28日の午前中だけ、少し市内観光。
クアラルンプールは電車とモノレールが通っていて市内移動は便利。改札は全て自動、切符ではなくてトークンというチップが埋め込まれたプラスチックのコイン形のようなものを買って乗る。街中はまだインフラが整っていなさそうな所も多いのに、交通機関は近代的…。
平均気温が27~30℃、四季がなくて年中夏のような気候。熱帯の樹々が街中に生えていて、その向こうにオフィスビル。
ピンボケだけどトークン(電子チップ入り)。改札を通って、行先の改札を出るときに回収口に入れる。写真はちょっとピンボケ。
ホテル近くの駅のから数駅先のMASJID JAME(マスジット・ジャメ)駅。
クアラルンプールにMASJID JAME(マスジット・ジャメ)という最古のモスク(1909年完成)がある。この100年以上の歴史ある建物…が目的ではなく、この近くにあるMuzium Tekstil Negara(国立テキスタイル美術館)へ。
駅から徒歩10分くらい。隣の建物も歴史的建造物。同じ写真だけど、いつもタテヨコで撮ってしまう。蒸し暑い、夏色の空。
レンガ造りの建物はイギリス人によって設計され1897年に完成、会計局や最高裁判所などが入っていたらしい。時計台は122m、地震のない国だからレンガ造りでも持つのかな。
さて、国立テキスタイル美術館。
無料なのだけどガイドブックに載っていなくて、WEBで見た情報で来ると誰もいない貸切状態。
織物の歴史、染料、草木染め、織り機と繊維、ビーズ刺繍、錦糸刺繍などが展示してある。
薄暗がりの中、蝋人形のようなマネキンのような男性がちょっと怖い。
ビーズ刺繍がかわいい。ビース刺繍をした生地をカットしてサンダルにするらしい。
美術館を見た後は、施設内にある穴場カフェへ。
ネット情報で見たカフェ、あまり期待もしていなかったのですが予想外に素敵なカフェでした。古き良きアジアンスタイルという雰囲気。ここも誰もいなくて貸切。
もったいない。
インテリアも素敵だし、レトロな小物もかわいい。扇風機がレトロだけどいいデザインで本気で欲しくなった!
店員さんはスカーフを巻いたイスラム教の女性。ふいに「日本人ですか?」と英語で声をかけられた。若くてチャーミングな女性、数年前に日本の京都や岐阜を旅行して日本文化やお買い物を楽しんだのだそう。意外な出会いが嬉しい。
カフェメニューは色々あったけど、伝統的なコーヒーとスイーツを。
コーヒーはミルク入りにしてもらったけど、激甘のカフェオレという感じ。もちろん美味しかった。ずっと立ちっぱなし歩きっぱなしで少し疲労していたから。
伝統スイーツは米菓子。もち米の上に緑色のカスタード風の甘味が乗っている感じ。おはぎを思えば、まぁ同じような甘い餅菓子。「カスタードクリームとお米」ではなく、「おはぎのような餅菓子」と思えば美味しく感じられた。
この国立テキスタイル美術館内のカフェは本当にオススメです!
駅への帰り道にチラ見したMASJID JAME(マスジット・ジャメ)、最古のモスク。
チャイナタウンが近くて、色々見てみたかったけど最終日なので次回にお預け。
夜は危険、スリ多発と聞いていてオッカナビックリだったけど、思ったより治安は良さそうだった。というか素朴すぎる格好してたから安全だったのかな。
夜9時過ぎにモノレールへ乗ったけど、繁華街周辺は若い女性も多くて、かといって満席ではなく車内は落ち着いた空気。乗客たちは皆スマホを見ている姿は日本と同じ。
ペトロナス・ツインタワー、伊勢丹さんの近くだったけど見る時間もなく。モノレールから見えたタワーは綺麗だった。次回は夜景のタワーを見に行こう。
クアラルンプールから国際空港まで車で約1時間。道中、日本語堪能なガイドさんとマレー話し。
天災がなくて温暖(暑いけど!)なマレーシア、自国の天然資源も豊富だから、ゆったりしているらしい。日本のような過労はなくて、自分の人生や暮らしを大切にしているのだそう。資源が豊富だから福祉も充実していて、医療や学費が無料。
それでも中流(?)の若い夫婦は共働きが当たり前、忙しいので食事は屋台かテイクアウトで家族で食べるのだそう。屋台で家族4人で食べても2000円くらいだそう(羨ましい!) そんな環境なので屋台飯文化が盛んなのだとか。
日本の少子高齢化社会とは違い、平均年齢が若い国。
WEB上の情報ですが、国連の「World Population Prospects The 2015 Revision」の平均年齢を参照。2015年のデータ。
*日本 46.5歳
*マレーシア 28.5歳
*世界の平均 29.6歳。
内紛の耐えない地域は20歳未満の地域もあるから低くなるけど、マレーシアは新興国であり若者が元気、未来を感じられる国。多民族国家で複雑な部分も見え隠れするけど、でも未来が感じられることは素晴らしい。
そんなことを思った初マレーシア・クアラルンプール。
また来年2017年の3月末に行く予定!今回観れなかった場所、食べられなかったもの、まだまだある。次回の旅を楽しみに、Xmas からホワイトデイまで頑張ろう。
マレーシアのクアラルンプール、10月26日の伊勢丹さんのオープニング・レセプションを拝見し、翌日27日のグランドオープンは終日店内に。
多民族国家なので、お客様も様々。中国系のお客様、頭にスカーフをまいたイスラム教の女性のお客様、欧米のお客様…言葉は英語かマレー語(が共通語)。
学生さんのような若い方も、60代くらいと思われる方も、皆スマホ片手に写真を撮りまくる。とにかく沢山撮る。日本と変わらない。百貨店さんなので、お越しのお客様の生活レベルも高いものと思われるけど、スマホ文化・SNS文化はマレーシアにも一般的らしい。
百貨店さんの中だと撮影禁止が一般的だけど、ここ伊勢丹さんはSNS文化を逆手に、個人のお客様の投稿は広告と割り切って撮影OKとしている。
菓音の牧場を描いた大判クッキー、「HOKKAIDO Farm」と文字を入れたものは大好評。北海道人気はマレーシアでも健在。アリガタイ。
今回は伊勢丹LOT10さんの近くにあるパビリオンという商業施設を。
ブランドショップが入る商業施設、とにかく建物が大きくて、店舗数が大きくて回りきれない。
店内はクーラーが効いて涼しい。こんな巨大な施設でも薄手の上着が必要なくらい冷えている。自国の天然ガスが豊富、エネルギーを存分に使えるので店内も電車内も涼しい。個人の家もクーラーが充実しているらしい。
まあそんな事情は良いとして、、10月末はヒンドゥー教のお祭りとのこと。
お米を色付けしたものを床に敷いてある。豆も使ってある。すごいアート! 孔雀の羽を描いたものらしい。
はじめはやっぱり地下の食品フロアへ。大きなフードコートがある。
アジア系の様々な料理があるので、スパイシーな香りなどが入り乱れている・・。
焼きチーズタルト。エッグタルトのようなチーズケーキタルト、、HOKKAIDOとある。きのとやさんのパクリ?? 日本円で約200円くらい。やっぱりきのとやさんとほぼ同じ。
半熟チーズケーキとかどら焼きも売っている。北海道ブランド人気は高いらしい。
日本の企業さんが分からずだったけど。ここでもパン屋さんは人気。
このパビリオンという施設にある有名なパン店。マハティール元首相がオーナーを務めているという「The Loaf」。日本のパン価格とあまり変わらないので、現地では高級パン店という位置付け。
全ての商品に日本語が併記してあり、お店の説明もパンフレットも日本語が。
マハティール元首相が親日家だったということを、このパン屋さんで知った次第。
菓子パン系が多かったけど、味は美味しかった。
一番上のフロアに日本のお店が並んでいた。雑貨屋さん、お菓子屋さん、ダイソーも。ダイソー、ちょっとかっこよくないですか??
歩き疲れたので、パビリオン内のカフェでひと休憩。
マレーシアのかき氷「カチャン」。緑色のはゼリー、よく見かける。黄色いのはスイートポテトのようなもの。練乳がたっぷりかけてあった。甘くて美味しくて疲れが和らいだ。
伊勢丹クアラルンプールLOT10さんのオープニング・セレプションに参加。
自分の商品状態やお客様を拝見したくて、何よりクアラルプールを見てみたくて。
今回はフリーツアーを使用。安さ自慢をするのは気がひけるけど、本当に安かった。
某大手旅行会社さんのフリーツアー、5日間・往復航空券(乗継便)・現地ホテル3泊(朝食付き)・ホテルまでの送迎付き、これで1名約3万円。一人参加だったので、追加料金が3万円。合計6万円だけど、北海道ー東京の往復航空券もそんな価格なので、とにかく安くてビックリ。
ベトナム航空でハノイ乗継だけど、LCCじゃなくて国営航空。
ホテルも駅近くでショッピングモールもあって便利な場所。ホテルは天井が高くて圧迫感はなし。朝食はビュッフェ。味付けは日本人に合うと思う。フルーツはスイカとパパイヤが山盛り。安宿だと思うけど、特に不満はなし(笑)
食のお話しを少し。
マレーシアは多民族国家なので色々な料理が味わえる。主にアジア系だけど、中華料理・マレー料理・インド料理・タイ料理・ベトナム料理…など。主食はお米でビーフンやフォーが一般的。チャーハンはパラパラのお米。モチモチご飯には出会わない。お粥もさらっとしていて粘度がなく食べやすかった。
伊勢丹さんの地下に隣接のLOT10フードコートが結構充実。本来は社員通用口から出入りすべきなのですが、地下直結なので名札を隠してそのままフロア移動。お店を見るのも、食べる人を見るのも面白くて、暇な時間にウロウロ。
個人的にビーフンやフォーが好きなこともあり、味付けも良くて満足。色々なお店があり、テーブルと椅子が処狭しと置いてある。お昼時はサラリーマンやOL風の人達が。
定食みたいなものがだいたい日本円で約300円あれば充分に食べられる。ちなみに通過はリンギット。1リンギット=25円くらい。
北京ダックのようなアヒルのお店へ。見た目は微妙なのですが…焼いたアヒルと大量のビーフン、スープ付きで約300円。アヒルは北京ダックのような味つけ、皮がパリパリ、肉がふっくら。細ビーフンも甘辛のタレで美味しい。
お茶かお酒か、金色の什器が目立つお店。
「新鮮豆水」は豆乳なのかな?日本ではこんな風に飲む習慣は無いけれど、コレが美味しかったら日本でも良いかもしれない。
街中で見かけた、茹でトウモロコシの屋台。北海道では醤油で焼いたトウキビがメジャーだけど、マレーシアは茹でトウキビなのかな。あたりは甘い香りが漂っていた。
伊勢丹さんの近くのカフェで。B1の和洋菓子にいらした企業さん、伊勢丹さんのスタッフさんと。日本ではご一緒できない方々と交流できたことも楽しかった!
色々な料理があるカフェ、写真とイメージが違いすぎる、鍋焼きうどんのようなものが。デザートに「カチャン(かき氷)」。緑色のゼリー、小豆、とうもろこしとピーナッツ。国ならではの具だと思うけど、コーンとナッツは微妙ー。
ショッピングモール内のフルーツ屋さん。カットフルーツがよく売られている。
ケーキ屋さんもあるけど、こういうものは日本とあまり値段が変わらないみたい。
カットケーキ400円くらいだし、ホールも2000円くらい。
伊勢丹さんの閉店後、ホテルへの帰り道で街歩き。モールも遅くまで開いていたので結構楽しめた。
10月26日、伊勢丹クアラルンプールLOT10さんのレセプション。
地下階の自分の商品を見ながら、空き時間に地下から上までざっと拝見。
1F…でなくてグランドフロア。マレーシアでは、1Fは日本の2F、1Fはグランドフロアになるのだそう。ホテルも同様。ややこしい(^^;)
このグランドフロアには日本伝統文化・商品が。「The MUSEUM」というフロアテーマ、イメージは「茶箱」なのだそう。日本人として、やはり美しい格好いいと思う品々、マレーシアの人々にどんな風に映り、伝わるのでしょうね。
短時間なのでじっくり見れなかったけれど、お客様の様子を拝見していると「日本好き」の方や、美しいものが欲しくて、という様子。
日本人として、ちょっぴり嬉しい。
グランドフロアから順に見て行ったけど、どのフロアに何があったかもやは失念。
伊勢丹さんのフロアテーマは以下です。資料からまま転記。
4F(日本の5F) The TABLE
3F(日本の4F) The CUBE
2F(日本の3F) The ROOM
1F(日本の2F) The STUDIO
GF(グランドフロア)The MUSEUM
LGF(地下1F) The MARKET
ファッションのお買い場、顔になる場所にディスプレイされていた衣装が少し民族的でクールなデザイン。素材感も良くて。価格をみたら◯◯万で(…!)触れるのを辞めました。笑
リビングのお買い場では、日本の食器(有田焼のモダンスタイル)なども。
茶室のような処が。ギャラリーの隣には和室も。文化的な教室を開催するらしい。
日本のアニメ文化も!セーラームーンはかなり広いスペースで。奥で映像も上映されていた。ガンダムのプラモデルや初音ミクも。
3F(日本の4F)では書籍コーナーとギャラリーが。書籍コーナーでコーヒーを飲みながらゆっくり本を選べる。ギャラリーでは蜷川実花さんの写真展。入り口近くにあった大きな生花が印象的。大きな葉には金箔が施してある。
4Fは準備中とのこと。
どのフロアも見応えあり。日本人が見ても面白かった(私が十勝民でおノボリさんだからかな?)。
伝えきれないものがまだまだあって、日本文化も古今東西いろいろあるなぁと。たまに、じっくり自分の文化を外から見ることも必要かもしれない。