「お気に入り」カテゴリーアーカイブ

高島屋さんのバレンタイン -2- 

高島屋さんのオンラインストアでバレンタインギフトをご案内中です。菓音から5点のクッキーギフト(チョコレートではないけれど…)、全国へ配送可能、お贈りしたい方へ直送可能可能です。

以下の「商品名」をクリックすると、高島屋さんのオンラインサイトへ。

*くまのなかまたち

*なかよしくまさんのティーパーティー

 

*さんひきのねこ

*幸せを灯す マッチ棒クッキー4個セット

 

*仲良しベア4個セット

数あるパーツを一つ一つ作り、箱に入れる包装作業まで一人で行います。天然色素の微妙な色の調整は最近は慣れましたが、はじめた頃は濃すぎたり薄すぎたりして作り直すこともありました。色はこのお菓子にとって大切な要素なのです。

今も日々作り続けていますが、今回は「くまのなかまたち」にお入れするアートクッキー を。

十勝の雪原をイメージして描いています。真冬の今は日中も零下の真冬日になることが多く、一日中冷凍庫の中のような気温です。でも、凛と張り詰めた空気と真っ青でクリアな空、純白の雪…この季節ならではの美しさです。

…そんな美しい景色を思いながらのプチ量産。ひたすら描き続けます。1枚1枚が贈られる方のお手元に届くことを願いながら。

使用している色素は「スピルリナ」とい海藻から抽出した青色。とても綺麗な色が出ます。合成着色料では出せない色、食べたいと思える色に。

そんな「くまのなかまたち」よろしければギフトにご利用くださいませ。

 

 

 

帯廣神社の花手水

帯広市内にある帯廣神社、節句などの催事の時に施される花手水(はなちょうず)。手水は参拝前に口や手を清める水場ですが、その水面に花を飾るもの。京都の神社さんがはじめたものらしいですが、日本各地に広まり帯広にも。とても素敵で、花手水だけで気分が上がります。

連休の七五三の時に飾られたもの、秋の彩りですが紫も入ってエキゾチック。和だけどハロウィンカラー、素敵な色合いです。

 

今朝の帯広は小雨、肌寒い朝でしたが、境内で二度リスを見かけました。写真は撮れませんでした…^^;

皆さまのご多幸を十勝よりお祈りしております。

 

Art Foodの新しいWEBサイトを

昨年の春ころから準備を進めてきた新しいWEBサイトを4月24日に公開しました。

* KANON Art Food ークリックするとサイトへ

製菓業としてのサイトではなく、菓音の活動を紹介するサイト。当初はポテトフラワーを広めるためのサイトを想定して進めていましたが、それだけに収まらず今まで作ってきた世界観や食材を美しく加工するということを伝えるための…と考えて二転三転四点(それ以上?)しながら、ようやく今の形に辿り着き、仕上げました。

 

10年近く作りづけてきたアートクッキー、その後、ミニチュアケーキのクッキーやマッチ棒クッキーなど雑貨的な「かわいい」をテーマにしたもの、3年ほど前に手がけたパンアートや現在も研究を続けているチェコの伝統菓子「ペルニーク(ジンジャーブレッド)」など、10年間創り続けてきた世界、これから伝えてきたいもの…そんな情報を詰め込んだサイトです。

十勝菓子工房 菓音を立ち上げて、2020年2月で丸10年。これからも少しずつ進化しながら、素敵な食の世界を深めてまいりたいと思います。

 

懐かしいおやつ

根室銘菓の「オランダせんべい」。

以前から興味があり、先日の札幌からの帰りのおやつに初めて食べた。

別海町出身の友人Cさんによると、このオレンジ色の印刷袋が「元祖」のものだのだとか。

何社か製造していて、最近はチョコなどフレーバー入りのもあるけど、プレーン一本勝負は、ここだけらしい。

裏面の創業者の言葉に感銘。

昔と変わらない味、懐かしいデザイン、薄めの袋、味わいがあって、いい感じ。

でも、企業のサイト案内は、このパッケージにちょっと不似合いかも・・・。

紹介してくた友人Cさんは、子供のころ病院に行くのは嫌いだったけど、オランダせんべいを買ってもらえるから、と病院に連れていかれていたのだそう。駅に売られていた、そのオランダせんべい目当てに母に連れられてくる子どもは、他にもいたのかもしれません。何だかほほえましい「おやつ」です。

原料は、とってもシンプル。

「小麦粉、砂糖、黒砂糖、植物油、重層」これだけ。

食感は、ほどよく固くて、一口噛むのに、「むにーっ」と引きちぎるような感じで、かなり力が要ります。

口に入れて噛みしめると、スルメを噛む時のように、こめかみが痛くなるります。

でも、、、それが美味しいです。

黒砂糖のコクがあって、噛んでいるとじわーっと美味しさが口に広がります。

見た目は、フランスのワッフルみたいで模様もカワイイ。

独特の食感と味わいは、ぜひ北海道へ来て食べてみてください。

4枚も入って250円くらい、お得です。

南と北の工房

先日、素敵なお菓子をいただいた。

鹿児島県の郷土菓子「ふくれ菓子」(蒸しケーキ)を今風にアレンジしたもので、地元産素材を使い、

手をかけて作られたFUKU+RE(フクレ)さんのコミカンというケーキ。

桜島小みかんの自家製グラッセと、生姜のコンフィチュール入りで、しっとりした食感。

パッケージのセンスも抜群。円柱状の紙管入り。

バター不使用で、パウンドケーキよりあっさりしているのに、しっかりとコクがあって美味しい。

他の種類も食べたくなって、早速3種類をお取り寄せ↓↓↓

手前がヴィーニュ、ワイン漬けのプルーンがたっぷり。

次がペッシェ・ミニョン、チョコレートとラズベリーの組み合わせ。

奥がバナーヌ、完熟バナナとローストしたヘーゼルナッツ入り。

どれも美味しくて、「素材を愛して作っている」作り手の想いが感じられるお菓子。

南の鹿児島県と、北の北海道・十勝では、風土も素材も食文化も違う。

FUKU+REさんの素材の使い方や郷土菓子という点に興味津々。

南と北の工房で何か出来たらいいな。

この出会いのきっかけを作ってくれたUさん、いつも本当に有難う!