カテゴリー別アーカイブ: 十勝暮らし

宇宙に近い空の色

6月最後の週末、東京へ。全国移動が解禁になり法事を行うことになり。帯広空港を発つ時は曇りで13℃、着陸した羽田空港は29℃でした。

法事は密を控えて身内だけでささやかに。なかなか会いに行けなくて、話す時間を持てなかったことが今も悔やまれます。梅雨の合間に晴れて光がさして、紫陽花が淡く鮮やかに咲いていて。色々な想い出が巡り…

法事を終えて東京から帯広へ戻る空の上は、とても美しい景色で…

飛行機から眺める景色は特別、宇宙に近い空の色。でした。

 

白いもの。回想録

6月8日、世の中が日常に向けて動き出して、街に活気が戻りつつあります。人と想いが動いて街が元気になっていくのだと感じています。

巣ごもりをしていた時の回想録になりますが、写真を見返していたら「白いもの」を色々作っていたなぁ…と。ひとつ目は牛乳。学校給食が止まって牛乳廃棄を避けるために牛乳を飲もうというフレーズをよく見かけました。菓音もSNSで牛乳を使ったお菓子を作る、というバトンを受けて参加させていただきました。

 

簡単に作れる初夏向けのお菓子なので牛乳寒天を作りSNSで公開しました。グラスに盛り付けてきな粉と黒蜜、大好きな組み合わせです。

にばん目の白いものは卵。製菓用の卵、巣ごもりの時間あるときに顔を描いて並べただけて楽しかったので。イースターっぽいけど、作ったのは確か5月。イースターすぎたあたりなので海外からみると微妙な感じだったかもしれません。

 

さんばん目の白いものはロイヤルアイシング 。菓音のアイシング、原材料は北海道産の甜菜糖の粉糖と卵白。地元の甜菜糖の粉糖を使えるのは北海道ならではだと思います。製粉したてのふわふわの粉糖を使います。卵も地元産の生卵白を使用。色衣をつけないアイシングも素敵なのでウエディングのプチギフトで作って見たいと思っています。

 

レースのような蝶はとても繊細で壊れやすくて、1枚写真を撮ったら崩れてしまいました。レースの合わせ目が弱かったこともあるのですが、本当に少し指に力を入れただけで壊れるというハプニング。アイシングでレースのような宝石箱なども作れるので、また挑戦してみたいと思います。…という巣ごもり中の白い作品3種類でした。

巣ごもり明け、初夏の十勝

前の投稿は4月25日、もう一ヶ月以上経っての更新です。この一ヶ月間、本当に色々な過ごし方、今までと違う過ごし方をされた方が多かったと思います。お仕事により本当に大変な方もいらっしゃったと思います、一日も早く日常に戻ることを願っています。

十勝、帯広は人口密度が少ないことと車移動、イベントは中止、自粛下もスーパーマーケットはそれほど混雑せず、潜在的に感染する恐れは低かったと思われます。これから夏へ向けて人の移動が増えてくると思うので状況は変わるかもしれませんが、観光・宿泊業、飲食店さんに活気が戻ることを願っています。

そして十勝菓子工房 菓音は3月末頃に繁忙期が終わり、大きなお仕事はなく毎月国内外への出張を予定していたものが全て流れて、帯広で巣ごもり生活をしておりました。緊急事態宣言下で高島屋さんのオンライン母の日ギフトを製作したり、個人様のギフトをお作りしたり、時間に余裕ができた分、じっくり作る楽しみを味わいました。あとは家の中の整理をしてみたり。のどかな時間でした。

緊急事態宣言が全て解除になりホッと一息ですが、帯広での私の暮らしはあまり変わらず。仕事がもともと少ないこの時期、今後の仕事をじっくり考えつつ十勝をゆるりと一人ドライブして自然を味わっています。

5月末の今時期、畑で目が出たばかりの緑のラインが本当に綺麗。まさに畑アートです。

帯広市内に菜の花の畑があります。陽が当たって黄金色に輝く畑は圧巻、菜の花の香りは少し独特。あたり一面、むせるほど強い香りが漂っています。

これを書いている5月31日は、帯広30℃の真夏日予報。昨日は31℃まで上がり、いきなりの夏の陽気でした。でも、昨年の5/28は帯広39℃を記録して全国ニュースになった日…この時期はフェーン現象によって一気に気温が上がります。異常気象っぽいですが、毎年恒例の気候になりそうです。

 

 

 

春の雪

色々なことが・・・本当に想定外のたくさんのことが起こります、世界的に。大変な状況の方々がおられる中なので、ひっそりと、小さなつぶやき。

3月中旬にチェコ・スロバキアへ渡航予定でしたが、チェコはいち早く入国禁止に。思ったらすぐ行動する判断の早い国です。今年はチェコとスロバキアが日本交流100年の記念すべき年、アートスイーツのイベントを考えていましたが全て白紙、仕切り直しです。

渡航がなくなり急遽東京へ滞在。三連休の都内は意外に日常の光景、飲食店も百貨店さんも混んでいて少々驚きと不安と。小心者のワタシ、マスク防備で商談をささっと済ませて出来るだけ宿泊先で休み、予定を早めに切り上げて帯広へ戻りました。

十勝上空は空気が澄んでいて抜けるような青空、そして冬の終わり、春先の雪原。この風景を見るとホッとします。帯広空港へ着くと緊張が解けて肩の力が抜けました。(どれだけ東京で緊張していたんだか…)

この時期、雪が降ると積もってもすぐに溶けます。気温が高くて湿った雪、重さもあって樹木に着雪(厳寒の時期は雪がサラサラで樹木には付かないのですが)、樹氷とは違う雪景色が楽しめます。そして日中に気温が上がって、一気に雪が溶けて1日で全く違う景色になります。

 

帯広市内、工房の近くの同じ場所で、一日違いの写真。すごいですよね、雪の美しさも、雪溶けの早さも。ふと思うのは、「自然は美しくもあり脅威でもあり…」ということ、ここにいると感じます。

どうか、多くの困難が最小限に収まりますように。

繁忙期を終えて、ようやく春。

昨年11月からクリスマスシーズンに入り、3月のホワイトデイまでが菓音の繁忙期。昨日、ホワイトデイ最後の納品を確認し、無事に後処理を済ませて5ヶ月間に渡る繁忙期が終了しました。

ここ3年ほどはバレンタインが一番の製造ピークになり2月は朝から夜中まで製造が続きます。工房にこもり、毎日製造から梱包まで同じ作業を丁寧に繰り返します。ほんと忍耐力勝負といいますか、お菓子屋さんの仕事はゆるくないとつくづく思います^^;

今シーズンもご好評いただいたミニチュアケーキ 。

 

繁忙期の2月、十勝は美しい雪景色。気温はマイナス15度、いちばん冷えた時はマイナス20度を下回りました。1月は雪が少なかったのですが2月後半から積雪量が増え、3月に入って数度のドカ雪。朝の雪投げ(雪かき)からの製造はちょっと辛かったです(笑)

2月、繁忙期があまりに辛くて、気分転換に雪遊びをしました。

仕事量が多すぎて心身ともに疲弊してしまい、「工房に帰りたくない」気持ちの日がありました^^;(仕事に入ると気持ちを入れ替え、丁寧に製造しておりますのでご安心を^^)

繁忙期が終わり、ようやく春と思いきや。コロナウイルス で色々制限されることもありますが、感情は流されないように。笑顔で免疫力を上げて次の新しい企画を準備中です!

さて今日も素敵な一日になりますように^^