「マレーシア・クアラルンプール」カテゴリーアーカイブ

伊勢丹クアラルンプールLOT10さん 2

少し前になりますが、10月末に訪れた伊勢丹クアラルンプール店さんのこと。

クアラルンプールには伊勢丹さんが2店舗あり、LOT10の方です。

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元々あった店舗を、(株)クールジャパン機構さんと共同出資で「日本文化を伝える旗艦店に」とリニューアルしたのが今回の店舗。B1の食品から5Fまで日本から輸出した商品が並んでいます。

菓音はサブカルチャーのようなくくりでカワイイお菓子、というテーマとアジアで強い「北海道ブランド」ということで、アイシングクッキーを出品させていただきました。

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10月26日の現地18時からのレセプションは、メディア関係者、VIPなお客様を始め、アーティスト・俳優さん、モデルさんなど有名人と思われる方々が多数お越しでした。

洋菓子のお買い場では、スマホを手にされたお客様が撮影してその場でSNSにアップ。その光景は日本と変わらず。アイシングクッキーなどのカラフルな商品やパッケージの可愛らしい商品が並んでいるので、皆様立ち止まっていきます。

アイシングクッキーはマレーシアにもあるようですが、まだ日本ほど一般的ではないのかしら?街中のお菓子屋さんを前夜に見たけれど、袋入クッキーしか見かけなかったな。

「カワイイ」はやはり世界共通なのだ!と勝手に自負したのでした。

 

レセプション中はB1でお客様の様子を観察したり、陳列を綺麗にしたり、お隣のアンリシャルパンティエさんとお話ししながら…という状況でしたが、1時間ほど抜けて地下から5Fまでざっくり拝見。

店舗の総面積は1万1000平米とのこと。雰囲気は伊勢丹新宿店さんのクール(格好いい)という感じでしょうか。

 

地下の食品フロア、左写真の簾の内側は和食をいただけるお席。

右の写真は懐石料理でおもてなしするお席、店内でお食事できる処が割と多い。

他にもお寿司屋さんや天婦羅屋さん、テイクアウトのサラダ屋さんも。

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華やかなフルーツとケーキのお店。 南国フルーツをカット販売しているお店。

そうそう、スイカがとにかく安かった!スターフルーツも驚くほど安い。

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果物の彩りを生かしたバーアイスは暑い国では、やはり人気。

一番売れていたと思われるパン屋さん。そうです、とにかくパンに大行列、日本のパン屋さんて人気なのだそうです。価格は日本よりちょっと安いくらい。

果物の安さは日本の1/3くらいかな?と思うのですが、伊勢丹さんのここのパン屋さんは3割りくらい安いかな?という感じ。現地の方にとっては、少し高めだと思うのです。手のひらより少し小さいメロンパンが日本円にして75円くらい。バゲットの価格を見忘れたのだけど、モチモチ食パンが300円だったか…それほど安いという感じはしなかった。それでも、売れて売れて、地下の製造が間に合わず常に店内パンが無い状態(笑) スタッフの方々は大変そうでしたが賑わっているお店はやっぱり良い。

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書き出したら止まらない・・・長くなりそうなので、一旦切ろう。

 

 

 

マレーシア・クアラルンプールの伊勢丹さんへ 1

10月27日、伊勢丹クアラルンプールLOT10店さんのリニューアルオープンに合わせ、マレーシア・クアラルンプールへ行って参りました。

 

伊勢丹クアラルンプール店さん、市内でお洒落な場所といわれるBukit-BintangのLOT10という商業施設に元々お店がありましたが、日本文化を発信する場としてクールジャパン機構さんと共に全館改装し、10月27日にリニューアルオープンをされました。

26日は午前中は百貨店協会さんの内覧会、夜18時から多くのメディア陣とVIPの方々、アーティスト、発信力の高い方々を招いたレセプションが華やかに執り行われていました。

27日、11時からグランドオープン、多くの方々がご来店され、B1のFoodフロアも大賑わいでした。

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菓音もB1の洋菓子コーナーに、アイシングクッキーを置かせていただきました。

雪のないマレーシア、北海道の雪はもちろん、美しい風景や自然、豊かな海産物への憧れが大きいとのこと。HOKKAIDO Farmと文字を入れた牧場クッキーは多くの方々に注目いただきました。

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マレーシアにも洋菓子文化があり、ショッピングモールにはケーキ屋さんやショコラティエ、ジェラート屋、パン屋などがありました。

伊勢丹さんも「日本文化を広く案内したい」とのことで、伝統文化は勿論、サブカルチャーや地方の良いもの、良い素材、カワイイものを集められて伊勢丹さん流に編集案内されていました。

菓音も、その一つとして「北海道素材をアートにしたクッキー」と「ミニチュアケーキのカワイイクッキー」の二種類を出品させていただきました。

 

驚いたのは、ご来店されるほぼ全ての方々がスマホを常に片手に写真を撮り、その場でSNSにアップされていること。その様子は日本とほぼ同様です。

一般的に百貨店さんは「店内撮影禁止」ですが、ここクアラルンプール店においては容認、「個人がメディアとして発信する広告力」にも期待して日本文化をとにかく知っていただこうという方向。

中には「撮影していいですか?」と確認される方もいらっしゃいますが、無言で撮影、商品とともに記念撮影、とにかくスマホ撮影がすごかったです。

 

そんなこんなの伊勢丹クアラルンプール店さん、お客様に少し触れ、スタッフの方々と交流し、文化の違う中で展開される意気込みを肌身で感じた三日間でした。