月別アーカイブ: 2011年7月

十勝 中札内村

中札内村をご存知でしょうか?

全国区になった花畑牧場さんがあるので、行かれた方もいらっしゃるかもしれません。

先日、名古屋からの友人と一緒に中札内一泊二日ツアーを楽しんできました。

中札内村までは帯広市内から車で30~40分です。コースは次のような感じで。

①ときいろファームさん(帯広市内ですが) 木いちご摘み

②岩内仙峡 (山間にながれる川につり橋がかかってます)

十勝野フロマージュ チーズ工房・アイスクリーム

④ファームレストラン野島さんち(この日は予約して夕食でしたが、普段は昼食メインです)

⑤宿泊; フェーリ・エンドルフ 

⑥六花亭 中札内美術村 (六花亭のショップや美術館があります)

植えるカフェ (昼食)

→とかち帯広空港へ

一泊二日では足りないくらい、中札内村はけっこう見ることろ食べることろがあります。

ときいろファームさんのベリーは少し早目でしたが、通常7月末頃から摘めるそうです。

何種類か木いちごを栽培していて、原種に近いもの、甘くて粒の大きいもの(500円玉くらいのものも!)

があり、それぞれ味が違って食べ比べを楽しめます。

宿泊先のフェーリエンドルフはコテージでキッチンつき(ガスでなく電気ですが、お鍋も完備)なので、

夜にジャムを炊きました。

ジャムの写真は撮り忘れました・・・!

「ファームレストラン野島さんち」は、畑の中にある素敵なレストランです。

自家製の採れたて野菜をたっぷり使っているので、新鮮でボリュームたっぷり、

風景と料理でシアワセいっぱいです。

窓の外には見渡す限り畑・畑・畑。

ピザには全粒粉が使われていてモッチリした生地で、ふちにはチーズが入れてあるコダワリよう。

中央の料理は豚焼きなのですが、下に引いてあるキャベツの量、とにかく大盛りなんですが、

甘くてジューシーなキャベツに、知人もペロッと食べてしまいました。

右のオムキーマカレー、これもボリュームたっぷりなのですが、ふわふわ卵にくどくないカレールー、

けっこうイケます。とにかくお腹を空かせていくことをオススメします。

宿泊先のフェーリエンドルフ、写真を撮らずじまいだったのですが、林の中にコテージが点在していて、

まるでドイツ村のような雰囲気です。キッチンも完備なので長期滞在もできます。

宿泊すると施設内の畑から野菜を採ったり、平飼いの鶏の生みたて卵を食べることができます。

しかも全部無料で。(ただ、野菜が摘み終わっていたり、卵もないときもありますが)

夜は虫の音、朝は鳥のさえずり…って帯広市内にいてもなかなか味わえないひと晩を過ごせました。

翌日は、中札内美術村へ。

林の中にいつつか建物が点在していて、美術館・レストラン・お土産ショップ、

それにオブジェがいろいろ、あります。

六花亭包装紙を展示している建物(坂本直行美術館って確か入り口にありました)があり、

制作されなかった包装紙や、原画、六花亭と改名する前の千秋庵時代の包装紙もあります。

壁一面に包装紙が!奥の窓の外には夏の風景がまるで絵画のように広がっています。

同じ中札内村に、六花亭の森というところもあり、こちらも素敵なところです。

ここから更別へ移動して、植えるカフェさんへ。

ご家族で十勝へ移住されて、農業を行いカフェレストランを開業して4周年とのこと。

育てる野菜も、作る料理も、温かさがこもっていて、お人柄が感じられます。

左は食前の冷製スープ。ガラスの器にシャーベット状のデザートスープと果実が。

中央は前菜。他にもメインとデザート、パン、ドリンクがついていて、

どれも味も演出もセンスがあり、空間ごと楽しめます。

レストランの外は林と畑で、自然を満喫しながらの食事を堪能できます。

とかち帯広空港へは10分ほどで行けるので、飛行機から降りて、または出発前に

植えるカフェさんんでランチ、というコースはおススメです。

中札内村、帯広市からすぐなのですが、一泊二日で楽しめるところで、

また仕事の合間に遊びに来たいところです。

これを読んで下さったあなた、ぜひ中札内へいらしてみてはいかがでしょうか?

夏のアイシング・クッキー

夏場のアイシング・クッキーは仕上げるのが少し大変。

湿度が高いので、アイシングの乾燥に時間がかかる上、クッキーが湿気やすい。

でも、その分、夏は彩り豊かで、描くものも色鮮やかで楽しい。

(冬でも鮮やかなものもあるけど…)

少し前にご依頼いただいたウエディング・ケーキの上に飾るクッキー。

御新郎が農家さん、御新婦が看護婦さんなのだそう。

十勝にいると、農家さんや牧場さんの御婚礼の話しもしばしば聞くので、

プチギフトも産物をかたどったり、牛クッキーにしてみたり、十勝ならではで楽しい。

小麦畑を描いた風景画クッキーも。

十勝の夏の色は、本当に彩り豊か。

次はどんな夏色を描こうかな・・・

オンラインショップ

最近、オンラインショップまで力及ばず、クローズのままでいました。

お越し下さった方、本当にごめんなさい。

十勝にいながら全国の方々と繋がれる貴重な場なので、これからも続けていきます。

不定期かつ長期休業で、こんなに営業をサボっているショップはきっと他にないんだろうな、、、と思いながら。

できるだけブログでもショップ営業状態についてお伝えできればと思います。

次回の再開は、来週7月25日(月)~28日(木)を予定しています。

その次は8月中旬頃。

もし良かったらご利用ください。

今日の十勝、朝は肌寒くて気温も10℃前半。

先週はずっと雨で梅雨の陽気でしたが、今週は晴れ間もあり気温は低めでさわやかでした。

今年の小麦はじめ農作物の状況がとっても気になるところ。

どうか良い状況で収穫期を迎えられますように!

そして美味しい十勝産素材で、おいしいお菓子を伝えていけますように!

これからも宜しくお願いいたします。

贅沢な朝食

先日、「麦チェンツアー」に参加してきました。

一泊二日で札幌発~十勝の小麦生産者・加工業者(パン屋さんなど)を巡るツアーです。

北海道にいながら、意外に小麦の生産現場を見る機会がないことや、

畑からパンや麺などの食となって口に入るまでの流れを見る機会が少ないことから、

その現場を見て知って、北海道産、地元産の小麦を食べよう!という趣旨のツアー。

菓音は、夕食のデザートに十勝産小麦のカステラとクッキーで参加させていただきました。

タイトルの『贅沢な食卓』は、翌朝の満寿屋・麦音店さんでのもの。

爽快な朝、青空の下で食べるパン・ビュッフェです。

満寿屋さんは地産地消に力を入れている十勝の老舗のパン屋さんです。

中でも麦音店は、使用している小麦粉が100%十勝産!

また、2400坪の高大な敷地の中に、小麦を栽培し、店舗上の風車で石臼を引き、

店内では石臼で小麦粉になる様子を見ることができるのです。

「畑の小麦から口に入るまでを知ってほしいから」と、、、本当にすごいお店なんです。

十勝には、多品種の小麦栽培に積極的な前田農産さんはじめ、

パン屋さんも麺屋さんも小麦に熱心な方々がおられます。

そんな十勝に来て、小麦に関われている今、本当に良かったなと思います。

菓音も、少しずつ、地元十勝で頑張ります!