月別アーカイブ: 2010年8月

額縁のムコウ

中札内村にある六花亭の美術館。

広大な敷地、自然豊かな林道、その中に美術館やレストランが点在しています。

六花亭といえば全国区のお菓子屋さんであり、十勝を代表する企業です。

その六花亭さんの美術館です。

建物が自然と一体化しているだけでなく、建物の中にいても自然を感じることができる、

素敵な美術館です。

大きな窓がまるで額縁のようで、外の自然がアートのよう。

366日、毎日違う絵画…それこそ最高のアートかもしれません。

牧場菓子

9月用の新作クッキー、テーマは『秋の牧場』。

リアルな牛、ホルスタイン柄にハートを入れてみました。

花畑で遊ぶ羊をイメージして、、、小花柄の羊さん。

パッケージは、「I love 十勝」です。

十勝の生産者さん、牧場さん、応援しています!

ベリー摘み

帯広市は広いです。

市内は一応、お店や住宅街がありますが、車で10分も走れば自然がいっぱい。

さらに30分走ると、もう畑しかありません。

帯広市の岩内というところには渓谷もあります。

私の携帯はソフトバンクですが、圏外でした・・・

そんな素晴らしい自然の中にベリー園があります。

以前から営まれている有機質の土壌で栽培されているベリー園を、

今年の4月、石川県から移住した知人ご夫妻が引き継ぎ、新規就農しました。

農業は素晴らしい仕事、といっても大変なお仕事でもあります。

ご夫婦での決断、勇気のいることだったと思います。

そんな、「ときいろファーム」さん、7月中旬頃だったのでハスカップが鈴なりに。

8月の今時期はラズベリーが旬です。

木によって味が違うので、あちこちつまみ食いしながら摘み取ります。

家に帰って、早速ジャムを炊きました。ベリーの色って本当にきれい。

ときいろファームさんについては こちら(北海道ニュース)へ。

もう今年は終わりに近いですが、ベリー摘み体験、おススメです。

自然色のクッキー

アイシングクッキーを数ヶ月前から作り始めました。

通常は、合成着色料または天然着色料で色づけをするのですが、どうせなら「食べ物の色を」と思いたち、道産・国産の食材粉末を使っています。

ピンク : 十勝産の小豆から作られた粉末

黄色 : 北海道産の南瓜粉末

淡緑 : 稚内産の熊笹粉末

水色 : 国産の紫芋粉末

奇麗に色がでます。

色素が抜けやすかったり、不安定でムラになりやすいのが難点ですが、

これからも「食べたくなる色」を研究していこうと思います。

ちなみに、小豆の色ですが、、、

十勝の製餡工場から出る大量の小豆の煮汁、産業廃棄物として処理されていたものを、何とか使えないかと、煮汁を煮詰めて粉末状にする研究が行われ、ようやく形になったものです。この粉末は熱に強く、変化しにくく、奇麗なピンク色になるので重宝しています。

十勝産の小豆色、自然の着色料が全国に広まりますように!