灯りと温もり

移動の車中、ずっとラジオを聞いていた。

全国から寄せられる応援のメッセージ、被災地へ向かっている人からのメッセージ、

そして今も被災地にいる人からの現地の声。

「極限の状況の中、これ以上頑張れなんて言えない。どうか無事で、どうか生き抜いて」

ほんとうに、そう。

頑張れなんて言えない。

16年前、関西へ移住して一年目に遭遇した阪神・淡路大震災。

焼け跡は戦場のようで、寒空のもとみんな必死だった。

街の灯は消え、心まで寒くなりそうな光景だった。

今、東北地方の避難所で一番欲しいのは、きっと灯りと温かいもの。

燃料やふとん、温かい食べ物。

今、十勝からできること、、、寄付と祈ること。

これから長引くであろう復旧作業、復興までの道のり。

どうか一日も早く温かい生活へ戻れますように。

帰路の狩勝峠。

十勝の空はこんなにきれいなのに…。

それにしても、、、一時間の商談で往復7時間、北海道は広すぎる・・・

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