外務省主催「地域の魅力発信支援事業」回想備忘録3

3月1~5日のモスクワPR事業を振り返りながら。イベント3日目の3月4日は在ロシア日本国大使館でのイベント。ロシアの食や観光の企業さんを対象にしたクローズドイベント。

大使館へパスポートと引き換えに入館証をもらい、荷物検査をして会場へ。途中入り口などは撮影禁止。滅多に入れない大使館ですが、入館証の番号が88!何だか縁起が良い!またご縁があるかも?と一人喜びつつ。

前半は自治体ごとのPRタイム、後半は各ブースで企業様向けに試食と商談会。

 

人前でお話しする機会がとても多かったのですが、通訳さんを介すると割り切ったせいか、時差ぼけハイテンションのせいか、緊張することもなく話すことができました。

前半のPRタイムで、北海道の豊かな食材にアートを被せて伝えるお菓子、北海道のアートスイーツとして説明させていただきました。

ロシア・モスクワ、当初描いていたイメージと全然異なり、好奇心旺盛で積極的でフレンドリーということにまず驚きました。そして日本への興味もありながら、日本の輸入品が少ないということを言われました。逆に日本でもロシアの情報や商品が少ないこと、暗くて怖い国というイメージが心の何処かにあること・・・、日本からはヨーロッパよりも近い国なのですが!ということを改めて感じ、もっと民間で文化交流が必要、理解することが大切、そのためにできることを少しずつやっていこう、そんな風に思えた今回の事業でした。

実際に日本から輸出するにはハードルが高い上、輸送手段がヨーロッパよりも少ないのが実情。極東と言われるサハリンやウラジオストクへの輸出は少しずつ増えているようですが、モスクワとなるとなかなか難しいようです。それでも、少しずつインフラ整備され日本からの情報やモノ・コトがロシアへ伝わることを願っています。

地域の魅力発信支援事業、モスクワでは「サクラ・フィスティバル」と言われていました。造花ですが良い感じです。

三日間本当にハードでしたが、ロシア・モスクワを肌身で感じた充実した三日間でした。まだまだ知らないロシアをもっと知りたくなりました。

今年はロシア研究年に。資本主義になって30年弱のロシア、経済、社会、暮らし、文化、食・・・本当に興味深いです。ということで、6月に再びロシアへ行くことに決定。今回の事業参加はロシアへのはじめの一歩となりました!