ロシア再訪・初夏の旅 3

6月20日、ロシア四日目。早朝にサンクトペテルブルクからモスクワへ空路で移動、さらにモスクワから東へ約180kmのウラジーミルという古都へ。モスクワの前に首都にもなったという都市。日本が奈良→京都→東京と首都が変わったのと同じようにロシアも首都が変わり、12世紀にウラジーミル=スズタリ公国の首都として栄えた都市。

大きな街を想像していたけど、のどかな田舎町という雰囲気、丘の上から望む景色。シベリア鉄道が見え、その向こうはシベリアが。

12世紀に建てられたロシア正教のウスペンスキー大聖堂。 この時期は菩提樹が満開、大聖堂の周辺は菩提樹が多く、甘い香り。菩提樹のはちみつが名産なのだとか。

 

この日の宿泊はロッジ。部屋やレストランが可愛らしい。

 

6月21日、ロシア5日目。ウラジーミルからスズタリへ、古都巡り。ウラジーミルから約26km、スズタリは現在は人口1万人ちょっとの待ち、ここに50以上の教会や修道院が。11世紀頃にできた商業の交易地として栄えた街、商人のグループ(民族?)ごとに教会を建てるようになり、たくさんの教会ができたのだとか。

  

木の教会があって意外でちょっと嬉しい。フィンランドにも木の教会があり、どこか似ているところがあるのかも。

  

スズタリにモスクワの美術大学の分校があって、イコン画を修復する高い技術を持っているのだそう。小さな街だけど、もっと調べたら面白い街のような気がする。

 

大聖堂の中、天井まで続くイコン画が壮大。5段に別れていてそれぞれに意味が。

教会近くの出店(ファーマーズマーケットというほどではなく生産者の直売店)が素敵で。ついでに観光用の馬車も。

 

スズタリの後、モスクワへ。クレムリン広場とグム百貨店への続きは4へ。