ヘルシンキ 11/25 最終日

ヘルシンキ3日目、最終日です。

ホテル・ハーヴェン、こちらも併設レストランでの朝食。木のぬくもり、フィンランド的な雰囲気のレストラン。ビュッフェスタイルです。

 

フィンランドもチーズの種類が豊富ですが、フィンランドならではのものに「焼きチーズ」があります。表面に焦げ目をつけたもの。以前、フィランドの友人が「ちぎってコーヒーに入れ、コーヒーを飲みつつ食べる」という食し方を教えてくれましたが、それが一般的かは分かりません…。焼きチーズ、写真手前にカットした状態でありました。

 

スイーツが豊富。カップケーキが可愛い。ラズベリーチョコケーキ(ムース)、美味しかったけれど朝からヘビー、少ししか食べられませんでした… 。

朝食後に街中へ。この日も現地在住日本人の方の取材、その前にオールドマーケットへ。老舗の屋内マルシェ、カフェや雑貨屋さん、魚介類のお店、いろいろあります。

 

サーモンはカットやスパイス付け、ハーブ漬け、オイル漬け、いろいろあります。イクラも売られています。日本同様、高価な食材です。

 

ニシンのオイルやハーブ漬け。フィンランドでは日常食。そして私の大好物です。マスタード漬けなどもあり、本当に美味しい。しかも安いです。冷蔵品なので持ち帰れませんが、毎日でも食べたいニシン漬けです。

 

カレリアン・ピーラッカ、フィンランドならではの食べ物。ライ麦の皮に卵とご飯を混ぜたものを乗せて草履形にして焼いたもの。写真のは卵サラダを飾っていますが、シンプルなタイプはパン屋さん、スーパー、どこでも売られています。長径10cmくらいのものですが、スーパーで10個・300円くらいで売られています(安い) メレンゲ菓子は冬っぽくて可愛い。

 

オールドマーケットを楽しんだ後、ホテルへ戻り、フィンランド在住20年のNさんを取材。福祉関係・学校関係の記者?コーディネイターなども務められたそうで、アメリカ在住歴もある方。昨日に続き、やはりフィンランドの合理的で人間的、クリーンでクリアな政治が伺えました。ただ、成功している部分だけではなく、人口も資源も少ない国なので、産業を育てなければならないこと、英語は教育で普及してきたけれど、よりグローバルにならねばならないことが国の課題、と。二日間で5時間ほどの聞き取りでしたが、少しだけ今のフィンランドが伺えました。

Nさんと別れ、ホテルを出て少し街中散策。中央駅のすぐ近くに中央郵便局があります。ムーミンのポストカードがあり、エアメールですぐに投函も可能です。ムーミンポストカードは1.6ユーロ。20年前は1ユーロだった気がするけど…。

中央郵便局の隣のスーパー、端っこにムーミンコーナーがあります。雑貨がいろいろと。アラビア(陶器メーカー)とコラボのムーミンカップも。

 

スーパー内にも、ムーミンのペーパーナプキンや日本に輸入されていないムーミン柄のお菓子、パックドリンクやシリアルなどもあります。

中央駅からヴァンター空港へ。久々の空港、フィンランド航空は国際線も含め全てセルフチェックインでした。20台くらいチェックイン機が並んでいて、画面通りに進んでチケットを出力、荷物タグも出力。預け荷物はベルトコンベアーへ自分で運んでバーコードを読み取って預けます。係員さんもいますが、基本は自分で作業。ちゃんと羽田に届くのか一抹の不安がありましたが…(無事、届きました。笑)

出国のパスポートチェックは係員さえ不在。すごいですね、合理主義、無駄を省くフィンランド。変なところで感心しきり。

日本へ向かう便のすぐ近くにムーミンカフェ。やはり日本人客が多いようです。

 

フィンランドー成田、9時間半ほど。翌朝、無事に帰国できました。

12月〜3月まで新千歳空港にフィンランド航空が就航、北海道からヘルシンキへ直行便、すごいことです。が、繁忙期につき多分乗れません。4月以降も継続していただけることを願っています。

サンクトペテルブルク事業からヘルシンキ滞在、色々な経験ができました。楽しいというよりも考えさせられることが多かった。でも総じて楽しい旅でした。書くとつい長くなる性分…写真を入れるのも時間がかかるので、1日がかりで一気に投稿。日記というか自分記録のような記事ですが、もし読んでくださる方がいて、何か感じていただけるものがありましたら嬉しいです。